先日初めてのお仕事を頂きました。
とある外画の収録のお仕事です。
ずっと憧れていた初めてのお仕事。
しかしそれは同時に自分がアクセルワンという名前を
背負ってお仕事をさせていただくということなんだ
改めて捉えなおした時、当事者意識と責任感が
自分の中に深く芽生えました。
今さらとはまさにこの事と反省はつきませんが、
入所してから今まで「もっとやれた事」や「もっと頑張れた事」が
あったんじゃないかと悔いました。
そんな気持ちの中、自分なりに精一杯の準備をして
収録現場に向かいました。
収録現場では、数えきれないことを学びましたが
その中でもとくに「発声」について
大きな気付きがありました。
これまで私は、授業の中でセリフを読んでいる時も
十二分に発声を意識しているつもりでしたが、
いざマイク前にたってみるとまるで意識が足りていなかったと
気付かされました。
自分の声が、収録される。映画を見ている人に伝わる。
共演者の方々と同じ「作品」の中のひとつの声になる。
そう実感した時に、周りの方々と比べて
自分の発声は本当になっていなかったし
これまで意識が低かったと、これからやるべきことは沢山あるのだと
身にしみました。
以前先生から「声優なら言えない言葉があってはならない。」と
授業で教わりましたが
その言葉が腹落ちした瞬間でした。
初めてのお仕事は、私の中で課題がたくさん残りましたが
それらの課題が見えて今はじめてスタートラインに
たった感覚です。(かなり遅いですが…)
今回の機会を頂いたことに感謝をし、この気持ちを忘れずに、
与えられた課題に向き合いながらこれからの授業と毎日の練習を
積み重ねていきたいと思います!
Sクラス 横田