はじめまして。
一期生の高橋〔ま〕です。
後期第一回目のレッスンは、
CMナレーションのレッスンでした。
まず最初に、
「私は、○○が好きだ」の○○の部分に
自分で好きな言葉を入れて一言ずつ喋っていく、
というものでした。
お題はちょっとずつ変わっていったのですが、
重要なのはどこの部分を一番伝えなくては
いけないのか?ということでした。
私の番に順番がまわってくるころには、
お題は「私は、この中で○○が大好きです。」
になっておりまして、私の大好きなものといえば
某会社さんから発売されている
「マイルドカフェオ○レ」なので、
ちょっと長いですが、○○にはこの商品の名前を
入れました。気持ちがこもると思って思いっきり!!
結果は・・・
だめでした・・・
何度か繰り返させていただき、
なんとか可の評価をいただきましたが、
一回でさらりとできていた方も
いらっしゃったので…悔しいです。
家に帰っても何度かしっくりくるまで
その一言を繰り返し
ました。
次に、ナレーションテキストで
CMナレーションの練習をしました。
今回は明るい感じの企業CMと、落ち着いた
さわやかな企業CMの二種類をやりました。
私は基本的に安定感がなくいっぱいいっぱい
なのですが、読み手がいっぱいいっぱいでは
重要なことを伝えるどころではなくなる
ということを教えていただいたので、
落ち着いて余裕を持って!がんばろう!
と気合を入れすぎてしまい、最初の一文で変な節が
ついてしまいそれがなかなか直せませんでした・・・。
いっつも力みすぎで空回りなので、
余裕がほしいです・・・いや、手に入れます!!
落ち着いたさわやかな企業CMも、
ひとつの単語がみみっちく聞こえてしまったり・・・
単語一個一個にも大切な意味があるのに。
表現しきれなくて歯がゆかったです。
あと、きっちりと語尾を収める。
これも前回の朗読から自分の課題だなーと
思っていたのに…またできませんでした…。
文章の重要な部分を立てて話すことを
「プロミネンス」といいますが、立てるというのは
音を上げる、重要な部分に力点をおく、ということです。
私たちの職業は、正確に情報を伝えていかなくては
いけないので、文章の中でどこが重要なのか自分で
しっかり理解してコントロールして
お伝えしなければいけません。
アルバイト先で放送をするときなども、
文章が長いのでこの中で重要な部分は?
騒がしい店内で聞き取りやすい声は?
お客様にとってわかりやすく伝えているか?
など毎日考えながらやりますが、
まだまだ修行が足りません!
プロの方の本物のナレーションは、パワフルで
言葉に力が宿る!と森川先生がおっしゃって
いましたので、自分も絶対絶対おおぉっ!
と思わせるようなナレーションができるように
もっともっともっといろいろなものを聞いて、自分の技術力を磨いていきたいと思います。
いつでも、素晴らしい表現ができるよう、
身体を鍛え、感性を磨いていきたいと思います。
鍛えても磨いても終わりがないところが、
お芝居の世界のいいところですので…!
一期生高橋〔ま〕