ペア一組と、赤ちゃん、そしてもう一人はシングルで子持ちのK君。
カジ君も子連れで来た。
私が風邪だって言うのにお構いなし。
子供に良くないんじゃないかなー。
カジ君の子供、リネアは、うちにあるジムボールでおおはしゃぎ。
ソファではもう一組のペアが食休みで寝始めた。

で、その隣で私の彼とK君が話してる。
カジ君、結婚はしていないんだけど、アンニャという彼女がいて、そのことの間に出来たのがリネア。今、二人の関係はとっくに冷めていて、別れて、別々に住んでいる。
このK君、所謂、芸術家っぽい感じの人で、少し鬱っぽい気もある。
よく口にするお決まりの言葉は
「ドイツはもう駄目だ。荒んでる。僕を滅ぼす」

そんな彼は去年、わが身を滅ぼすドイツから脱出しようと、突如、日本留学を志し、文部省かなんかの奨学金に応募したけれど、結果は×で、それからは更に鬱に磨きがかかってしまった。
ウエブデザインやどっかの会社の宣伝のためにCMみたいなものを作ったりして生計をたてているけど、本業は学生。
そうやって稼いだお金もすぐに使い切っちゃうので、常に貧乏。
最近、彼を悩ますものは、リネア(娘)のために養育費を支払わなければいけないと言う。
今、彼の払っているのは120ユーロで、本当は350ユーロ払わないといけないらしい。
アンニャはK君が貧乏なのを知ってるから、それでよしとしているけど、どうやら最近、どこの機関かは言わなかったけど、国のなんらかの機関から、本当は350ユーロです、という警告の手紙が来たらしい。
勿論、K君、そんなお金払えない。
おまけに、いつの日かアンニャがリネアとどこかに消え去ってしまうような予感がして眠れないのだとか。
リネアが生まれた時、アンニャと養育権を分かち合わなかったから、養育権がないので、どこかに二人が行ってしまってもなにもできないという。
終いには、「この社会は男性にとって不利に出来ている!」とまで言い切った。
そんな馬鹿な!!!!

どうして養育権を与えさせなかったんだろう?
(ドイツでは結婚していなくても、男女両方に養育権を与えさせることが出来る)
ドイツの制度ってやっぱりどこか複雑だわ...