「ブーーーーッ!」
玄関のブザーがなったような気がして目が覚めた。
朝、6時40分。
また広告か!
よく考えたらこんな時間に配達はしていないので、やっっぱり寝ぼけていた模様。
それでも窓からブザーの犯人を見てやろうと思い、覗き込んだけど、いない。
犯人は建物に侵入して階段を上ってきているのかもしれない。
どこの階の住人か確かめるためドアを開けた。
そこには50代の男性二人が立っていた。
そんなとこまで進入しているとは思いもよらず、つい、ドアを閉めてしまった。
だって、ほら、私、まだパジャマだし。
ドアが開いてしまったのに気づいた二人は
「おっと、今、開いたんじゃないか?」
ブーーーーッ!コンコンコン(ノック)
でも開けない。
「っていうか、怖気づいてるわけ?」という囁く声。
どうやら、私の姿を(外国人であることが)バレた?!
ブーッ!
「ハーロー!私達ですってば!」
って言われても、知らないし。
この人達危ないんじゃないの?
立ち去るのを待っていたら、立ち去るどころか向かい側の住人のドアに移動したらしい。ピンポンの音が何回か聞こえてきた。
あー、やっぱりね。
押し売りとかそういう系だ。
全く、こんな時間にいい迷惑!
すると、向かい側の住人はおばあさんで早起きだから、ドアを開けてしまうわけですよ。こういう風に、老人ばっかターゲットして、極悪人だ!
と思ってると、
「KRIMINAL POLIZEI(=クリミナル・ポリツァイ、犯罪・刑事警察)です。」
え~~~~、クリポじゃーん!
(クリポはクリミナル・ポリツァイの略)
あのドラマ、TATORTでよく聞き込みをしてるクリポ!
ここで、聞き込みしてる~~~!
パジャマだとか、寝起きだとか、全てを忘れてドアを開けそうになった瞬間だった。
ええ、私はドラマ、TATORTファンですからね。
捜査に協力せねば!!!と思ってしまったわけ。
ドアに手をかけそうになって止まった。
なぜかって?
実は、月曜からずっと風邪で暖かくしているために変なベストを着て寝ていた私。
こんなベストを着て、聞き込み捜査に協力できない、という羞恥心が働いた...
こうして、TATORTのワンシーンを自分で演じる(現実だけど)終わった。
後悔したのは言うまでもない・・・
ちなみに、何を聞き込みに来ていたかというと、うちの隣人について。
どうやら、彼(隣人)の知り合いの外国人を追っているみたい。
判断基準にはならないけど、彼、猫も飼ってるし、ドレッドヘアだし、そこまで変な人じゃないと思うんだけど、ここの住人は、彼が麻薬を取引したりしているんじゃないか、と噂してる。
さあ、どうなんだかねー??