逆3角形の意味 | (´・ω・`)日記
今日はザクセン・アンハルト州の北に位置するALTMARKという地域に行ってきた。
ここには私の彼氏のおばあちゃんが住んでいる。

このおばあちゃん、年のせいもあり、最近体も弱くなる一方で、ちょっと沈みがち。
私のことを大好きみたいで、会うと、病院で注射して元気になる人のように、元気が出るらしく大喜び。といっても、別に田舎に住んではいるが、世間に精通し、若いころは市長さんもしていたので、田舎ものと言うわけではない。

ま、というわけで、おばあちゃんとおじいちゃんとお食事してきたわけです。
レストランで落ち合い、食事し、その後はカフェをしに、おばあちゃんちへ。

帰る途中、車から道の脇に立ってる小さな石と、石に記されてる数字と逆三角形が何度か目に入った。その時は、眠くて考えなかったんだけど、これは、ナチスによって捕虜が殺された場所なんです。
戦争も終わりに近いころ、旧ソビエト連合軍がもう間近に迫っていた。大勢の捕虜を連れ、北に移動するドイツ軍は、間に合わないと気がつき、ここALTMARKで、何百人もの捕虜を生きながら焼いたのだ。北に移動する途中、何度も捕虜を道の途中で殺したので、そこに石碑が建っていたのだ。

大勢の捕虜が殺された場所は、他の収容所のように見ることが出来る。ただ、この場所に行き着くための看板があまりにも小さく、見落としがち。
理由は、歴史をほじくり返したくないALTMARKの人達にあるようだ。亡くなった人たちを祭るのには賛成ではあるが、それによって見て見ぬふりをした自分達の犯した過ちを思い返したくないのだという。

それは考えすぎじゃ・・・と言おうとしたけれど、確かに少し思い当たるフシが。
というのは、あそこに住んでいる人たちの中には、戦争中にユダヤ人が大量に殺されたりしていた事実は全く知らないと言う人もいるのだ。本当に小さな村ばかりだから、周りで何が起こってるか察知するのは難しかったというのである。

彼のおばあちゃんも、他のドイツ人達は、そんな訳がない、認めたくないだけだという。
本当に知らないでいるということなんできるのだろうか?