3人の失業者について取り上げていて、彼らの3年間、人によっては現在を追った短いものだったけれど、日本人の私から見ると、そのうちの一人は理解の範疇を超えるものがあった。
Aさん(推定年齢50歳前後)の場合。
Aさんは13年間、失業者で国からの生活保護を受けている。
たまに仕事を見つけるが、彼自身に意欲がなく、すぐにクビになってしまう。2005年に取材した時には印刷会社での仕事を見つけたが、一年後の取材では再び失業者にカムバック。その会社では毎日、朝6時に起き、8時間働かなくてはいけず、それが不満で2日に一度は病気扱いで(医者に行き、病気だという証明書をもらい)休んだ結果、クビになってしまった。
そのことについて彼は・・・
「今の時代は厳しすぎる。私が生きた時代は厳しくなかったし、そういうのってわからないし、違うと思う。社員は病気だったり、気が乗らなかったりすれば休むのは当たり前だし、大丈夫なときはもちろん会社に来るよ。社長はそれで満足するべきだと僕は思うんだ。」
って堂々と言うんです。そんな訳ない、バカヤロー!!
というか、ドイツでは(まあ、どこの国でもだと思いますが)労働契約書で交わされる労働者の主な義務は”働くこと”なんですけど…?!それに対し、生活を保障するために雇用者に生じる義務が”賃金の支払い”だと習いましたが???ハテ、それは間違いでしたかのぅ…?
一年後の取材では、ちっとも学ばない彼の態度に公共職業安定所は、規則正しい生活を身につけさせる為のスポーツとモチベーションのためのセミナーなどを課した。
それに対して彼は・・・
「スポーツは別にオッケイだよ。だけど、色々なセミナーに出たりしなきゃならなくて、そこで就職のためのアドバイスを受けたりすることには疑問を感じるんだ。しかも、月に一度、斡旋された仕事に対して応募書類を書かなくちゃいけないんだよ!それってすごく大変なんだ!なんでこんなことしなくちゃならないのか不思議で仕方がない」と不満たっぷり!
彼は、年金生活者のようにそっといて欲しいんだそう。静かな失業者生活を送りたいんだそう。
でも、そっとしとくとか、そういう問題じゃないでしょうに!!
それに対し、交渉職業安定所の職員はそんな彼に一言…
「あなたのしている行為は
最低
なんですよ。きちんと働いている人達の懐に預かって、彼らを利用し、国を利用しているんですよ!」
そうです!
申し訳ないけど、Aさん、あなたはまさに国の寄生虫なんじゃない?
そういうお金は本当にどうしようもない人に行くべきであって、働けるのに怠けたい人のためにあるわけじゃないと、私は思います。
また違いタイプの失業者である後の二人についてはまた次に取り上げる予定です。