小説 つばさものがたり 雫井脩介  | てんつぶ

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天使や妖精が見えるという息子の叶夢に戸惑う代二郎・道恵夫婦。 

叶夢の友達は天使と妖精のハーフのレイ。 

  

亡くなった父の夢、家族で営む菓子店。  

パティシエを目指し修行する代二郎妹の小麦だが、3年前に乳がんの手術を受け今再発した。 

残りの人生に夢をかけ、家族に病を隠し地元で洋菓子店を始めるも集客できず苦戦。 

そして病気はますます悪化し、遂に閉店に追い込まれる。 

  

病魔に苦しむ彼女を救ったのは家族。 

病気を知った家族の温かさに元気を得た小麦は別の場所で店を再開する。 

命尽きるまで懸命に夢を追いかける。 

  

☆ 

家族愛溢れるファンタジー小説。