小説 国境事変 誉田 哲也  | てんつぶ

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ジウ三部作に登場した東弘樹刑事が再登場。 

 

新宿で、在日韓国人の会社社長・呉吉男が殺された。 

弟の呉英男が東警部補に事情聴取されるが、英男は公安部・川尻の協力者(スパイ)であった。 

事情を知らない東は何かあると睨む。 

 

その英男が謎の男たちに襲われる。 

彼はある荷物を持って逃走。 

東と川尻たちがそれを追う。 

同じ警視庁の捜査一課と公安部外事二課とのつばぜり合い。 

英男は何を隠しているのか、吉男殺害犯・謎の男たちは何者なのか。 

 

英男が向かった先は対馬。 

交通事故が最大の事件というのどかな田舎。 

だが対馬は九州より韓国に近いという国境の島。 

今ここで国家事案が発生しているのだ。