小説 竜の柩(2)ノアの方舟編 高橋 克彦 | てんつぶ

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かつてアララト山でノアの方舟発掘隊が謎の雪崩事故で全滅した。
 

ノアの方舟こそUFOではないか?

発見を阻み事実を隠蔽しようとしているのはキリスト教を守るヴァチカン法王庁。
その仮説に立って九鬼虹人らアクト・ナインのメンバーは中東へ向かう。
 

パキスタンのモヘンジョダロ遺跡、トルコのカッパドキア遺跡を辿るにつれて龍神=宇宙人説を増々確信してゆく。
その一方、ヴァチカン法王庁の手先・鹿角らが執拗に九鬼たちの行く手を阻む。
九鬼は過去の発掘隊スポンサーであるマローン財団を味方につけ、とうとうアララト山へたどり着いた。
しかし山頂での激しい戦闘で山崎、加藤ら仲間を失っていく。
 

そして遂に発見したノアの方舟はまさに龍の宇宙船であった。
扉を開き九鬼・南波・東・純、そして鹿角の5人を飲み込んだ龍は空に飛び立った。