小説 照柿(上) 高村薫 | てんつぶ

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合田雄一郎刑事シリーズ
直木賞作品「マークスの山」に続く第2弾。
第3弾の「レディ・ジョーカー」を先に読んでしまってるのですが。
私にはマークス今イチでして、ジョーカーは面白かったのですが、合田雄一郎と加納祐介の関係は肌にあわない。
随分後回しにしていたのですが絶賛積読本消化中で遂に手に取ることにしました。

 

☆彡

偶然列車事故の現場で見かけた女に魅了される警視庁警部補・合田雄一郎。

工場の熱処理班で働く野田達夫は昔の女と偶然出会う。

強盗殺人事件を追う合田は容疑者取り調べのために大阪に向かおうとする中、幼馴染の野田と再会した。

その野田と親しそうにしていたのがあの女・佐野美保子であった。

見つめる合田の視線に気づく野田。

 

合田と野田は互いに猜疑と嫉妬に胸を焦がす。