小説 ウルトラマンメビウス: アンデレスホリゾント   朱川湊人 | てんつぶ

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18歳のハルザキ・カナタは世界的防衛組織GUYSの日本支部に研修隊員として配属されてきた。

実戦部隊であるCREW GUYSの現メンバーは、スカウトされてきた元サッカー選手やロードレーサー、医師や保育士など多くの民間人を含んで編制されていた。

25年余り怪獣や宇宙人の襲撃が無かったこともありのんびりした雰囲気もあって、正規訓練を受けてきたカナタの目からはぬるい素人チームにしか見えない。

そんな初日に太陽系外から謎の物体の情報が。

計算するとこの基地GUYS JAPANベースに向かって飛来している。

衝突を回避させるためヒビノ・ミライらが出動し攻撃するも歯が立たない。

衝突寸前にウルトラマンメビウスが登場。

何と仲間のミライ隊員がメビウスに変身していた。

宇宙で父を亡くし家族が壊れたカナタは異星人を憎み、ヒビノ・ミライ(メビウス)へも偏見の目を向ける。

 

だが、闘いを通じて仲間のスキルやチームワーク、様々な異星人の存在に心を開いてゆく。

カナタの成長物語。

☆彡

魔杖の警告/ひとりの楽園/無敵のママ/怪獣遣いの遺産/幸福の王子

 

<防衛チームCREW GUYS>

 サコミズ・シンゴ隊長

 アイハラ・リュウ(前部隊の生き残り)

 ヒビノ・ミライ(ウルトラマンメビウス)

 イカルガ・ジョージ(元サッカー選手)

 カザマ・マリナ(二輪ロードレースの女性ライダー)

 クゼ・テッペイ(医学生)

 アマガイ・コノミ(保育士のタマゴ)

 トリヤマ・ジュウキチ補佐官

 マル補佐官秘書

 ミサキ・ユキGUYS総監代行

 ハルザキ・カナタ(研修隊員)

 

ただのノベライズ小説と思って読み出したが、面白かった。

朱川湊人さんのウルトラ愛と人に対する温かさが滲み出ている。