小説 荒ぶるや 空也十番勝負(九)  佐伯泰英 | てんつぶ

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シリーズ9。いよいよラス前。

 

八番勝負を終えた空也は洛中へ。

初めて立った祇園界隈で、ひょんな事から舞台に出るハメに。

武蔵坊弁慶役。

これを縁にしばらく鞍馬山で修行する事になる。

鞍馬から鯖街道を経て小浜へと鍛錬を続ける空也に薩摩藩京屋敷の用心棒らが襲い掛かる。

近江今津の竹生島では島津重豪からの最後の刺客・建部民部が遂に姿を現す。

忍刀の騙し技を危機一髪で逃れた空也は九番勝負に勝利。

そして姥捨の郷へ向かうのだが、紀州では佐伯彦次郎が虎視眈々と空也を待つのであった。

 

☆彡

いよいよの十番勝負は5月、どういう結末を迎えるのか。

期待と不安で一杯です。