小説 毒殺魔の教室(上) 塔山郁優秀な学級委員が給食に毒を盛られて死亡、その後にクラスで除け者だった同級生が遺書を残して服毒自殺した。それは同級生の妬みが動機と処理された。30年前に小学校で起こった毒殺事件。未成年者の犯罪小説に触れた当時の担当教師はこの作者が30年前の事件に関係していたと直感する。あれは単純な事件だったのだろうか。当時の関係者の発言が綴られる。