疲れるJKたち | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

昼、13時過ぎのバスに
ナゼか高1のミキちゃんが乗って来ました

他に彼女の近くに住む
イケメン高校生とその彼女

先に他の生徒に
「はい、ありがとう」
「お疲れ様」
とお金を受け取った後に
ミキちゃんからも受け取って
「ん、お疲れ…ありがとう」

と言うと
「フフ!」
と、妙に喜ぶ彼女

よほど
「ありがとう」が嬉しかったらしい…

そして
「なぁ…リボンカワイイ?」
「制服のか?カワイイで、人気あるんちゃうの?」

「そうなん?」
「いや、知らんけど…」

「なんでそんな胡散臭い事言うん」
「ん?それより首、苦しいんか?」

「別に…大丈夫やで」
「やったら、もっとちゃんと締めた方がカワイイで」

「………」
「………」
「………」
「聞いてる?」
「え?なんて?」
「人の話聞けや!」
「ゴメン、カワイイしか分からんかった」
「都合えー耳しとんな!」

しばらくして、彼女の降車地点に到着です

「おーい、ミキ降りんのか?」

と、振り向くと
爆睡中!
「着いたん?寝てしもてた」
「始祖鳥の化石みたいになってたぞ


「なんて?生きてるで」

そう言って彼女は降りて行きました


同日の夕方

前に話した
ミキちゃんより2つ上です

夕方に私服でって事は
バイトです

「明日から試験じゃないん?」
「そーなんですよ」

「バイトしてて大丈夫なん?」
「それが明日も明後日も入れられて…」

「大変そうやな」
「はい…」

「落第せんように頑張りやぁ」
「うん、頑張りまーす!」

コチラの子も疲れそうで
高校生も大変そうです