小学生と親のキス | ゼファオス~アラカンライダー~

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ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

大雨の朝

病院に行く買い物に行く方もない一番のバスに乗るのは

仕事に行くおっちゃんと 小学生のミキちゃんの2人だけでした(←おっちゃん無口)


『なぁ、こないだ何時に帰れた?』

『ん~、そんなに遅くはならんかったよ』

『良かったな そん時の晩ゴハンなんやった?』

『そんなん覚えてないわ』

『え?覚えてないん?ミキ覚えてるよ、ハンバーグやったから』

『マジ?おっちゃん昨日のも覚えられへん』

『うそやろ?じゃあ昨日 うんこ肥った?』
この辺では 大も小も肥ると言います

『した気がする……』

『何回?』

『フツー一回ちゃう?』

『ミキ何回かするで』

『弱いんか?』

『え?フツーちゃうん?』
『なぁなぁ、じゃあ昨日おばちゃんとチューした?』

『しまくったったわ』(←ちょっとミエはってみた)

『ウチしてない』

『ミキらまだ早いやろ』

『ちゃうよ、ウチ……お父さんとお母さん』

『そんなもん ミキ知らんとこですんねや』

『違うよ、してない言うてたもん』

『子供に聞かれたら してないって言うねん』

『結婚式にもしてないねんで』

『結婚式にもよるからなぁ……』

『老犬さん 結婚式したん?』

『おぉ、1回だけやけどな』

『フツー1回やろ、なに言うとんねん変態!』

『変態関係あるかぁ!って変態ちゃうしな』
『ん?なんで親の結婚式知ってんねん』

『結婚式はミキ生まれてからしてん』
『結婚は早かったんやて』

『えーと、お父さん22で 今38やから……』

『18年?』(←❌18  ○16)

『そんな長いんやぁ  ありえへん』

『なんでやねん、フツーやろ ミキもそうなるねん』

『ミキ 子供好きやけどお父さん要らんからすぐ別れたるねん』

『カマキリか? そんなん思うん今だけや』
『ってか彼氏好きやろ?』

『飽きた、もう要らん』


子供の恋心は分かりませんが

そんな事してるウチにバスは到着(←ベラベラ喋ってたから2分遅れ)

『気をつけてな、いってらっしゃい』

『知らんよ、へへーんだ』

と 言いながら彼女が降りて バスを走らせると

『アンタも大変やな……』

と その全会話を聞いていた 
もう一人のおっちゃんに言われました~(*''*)