整備の回想も、そろそろネタが終わりに近づいてきました。バイクを買った時にブログを始めておけばタイムリーに記録出来たんですけどね…(笑)
色々やってきたのに写真が残ってないのはホントに残念…スマホで手軽に撮れるので、これからはたくさん撮って記録を残したいと思います。
さて、フロントフォークのオーバーホールをしたのは去年のGW明けの事でした。
「あのゼファーtomo君の?」
「そうっすよ~」
「カッコ良いねぇ~!」
「でしょ!(ドヤ顔)」
声を掛けてきたのは隣の部署の方でした。XJR1300とKDX250?を所有し、通勤は雨の日も雪の日もバイクという筋金入りのバイク乗りです。
その方がまじまじとゼファーのフロント付近を眺めて…
「フロントフォークのオイル漏れ、結構酷いね。気付いてた?」
「…えぇ!?」
自分では全然気づきませんでした。言われてみれば…写真は残ってませんがインナーチューブにオイルの跡がくっきり。ダストシールにも亀裂が入ってます。
「インナーチューブに傷が入る前にシール交換した方がいいよ」と。
オイルシール交換…自分で出来るもんでしょうか?調べてみると技術的には何とかなりそうでしたが、特殊工具が色々と必要です。
とりあえず、興味本位でダストシールだけ外してみました(笑)
さて…じっくり観察。
…以上、ここまで再現写真でお送りしました(笑)
この頃、まだフロントジャッキもコンプレッサーも持っていませんでした。シール交換は店に頼んだ方が良さそうです。
基本的にメンテ等は自分でやる派なので、他人にゼファーを触られたくないのが本音ですが…。
滅多に使わない特殊工具が必要だったり自分の手に余るような難しい作業は、潔くプロに依頼するのも正しい素人の姿だと思います(笑)
さてどこに頼もうか?購入した店は千葉県なので少し遠いです。ロードサービスでお世話になったスズキワールドさんかなぁ?でも、カワサキのバイクをスズキのディーラーに出すのもちょっと…。
まあ、お店と客も人間関係ですから、一見さんにも対応が良くて信頼してお任せ出来る店なんて無いですよね。
迷った末に、宇都宮のカワサキディーラーに問い合わせる事にしました。店名を出してしまいますが「宇都宮メグロ」さんというお店です。
店名から分かる通り、メグロ時代からカワサキ一筋で営業されている老舗ディーラーのようです。HPを拝見してもネットで噂を調べても好印象でした。
ここなら任せてもいいかな…。
とりあえず、一見客でも整備対応してもらえるか・おおよその金額と納期を問い合わせるメールを送りました。
すぐに店長さんからお返事を頂きました。一見客でもOK、見積りは実際に見ないと出せないけど…と注釈があった上で概算の金額が添えられていました。
場所は通勤で毎日通る道沿いなので知ってました。でもバイクショップって何となく入りづらい印象があるんですよね。
パーツ等も今やネットで入手出来るので、それまで1度もお世話になった事はありませんでしたが、メールの返信を頂いた数日後、仕事帰りに立ち寄りました。
入っていくとすぐに「メールでお問い合わせ頂いた方ですね?」と若い店員さんが声を掛けて下さいました。少し茶髪のイケメンなお兄さんです。
早速念入りに調べてもらいます。そうこうしていると、貫禄のある店長さんが来られたのでご挨拶。
「インナーチューブはまだ大丈夫そうですね!」との言葉に「良かった~」と安堵しました(笑)
お店の中に入って詳しく見積りを出してもらいます。作業的にはフロントフォークのオーバーホールになるそうです。
使うパーツ単体の値段から工賃まで、細かく説明して頂きました。分かりやすい明朗会計です。納期は約2週間かかるとの事…
「GW中にコケちゃったお客さんが多くて…作業が立て込んでまして申し訳ないです」と謝っておられました。
確かに作業場にはビッシリと整備待ちのバイクが置かれてました。一見客より常連さんの方が優先なのは当たり前ですので、多少時間がかかるのは問題ありません。
内金を入れて作業予約。後日ゼファーを預けて約2週間後…ドキドキの引き渡し日です。
外したパーツを見せて頂きながら作業説明を受けましたが、結構勉強になりました。現車確認だけではダストシールしか確認出来ませんからね…(笑)
引き渡し前に洗車やチェーン清掃・調整等もやって下さったようです。ピカピカの状態で渡されると気分良いですよね。
残金を支払ってお礼を言って帰ります。宇都宮メグロさん、終始明確かつ丁寧な対応をして頂きました。今後も自分で出来ない整備はお任せしたいと思います。
ちなみに、このフロントフォークのオーバーホール代金は約2万円でした。僕は適正な金額だと感じます。
さてオーバーホールしたフロントフォークですが、オイル漏れはすっかり無くなりました。乗り味は…初心者ライダーには全然違いが分かりませ~ん!(笑)
でも何となくスッキリしたので、やって良かったと思います。次回は自分でチャレンジしてみようかな。
以上、フロントフォークのオーバーホールのお話でした。