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今朝は少し気温も緩んで……
でも、消防車のサイレンがけたたましい。
またどこかで火事のようです。
この12月は、皆様も他人事になさらず、火の元注意。
じつは少し前に、自宅近くで火事があり、どうも亡くなられた方もいらっしゃるようで……
本当に、他人事じゃないなと。
プログレスの不思議な多元宇宙
プログレスという技法があります。
ネイタル(出生図)の天体を一定の法則で動かして、その人の運勢を解読するものなのですが。
このプログレスのやっかいなところは、技法がいくつもあるのです。
つまり初心者の方は、そのどれを採用したらいいの![]()
という、迷宮に迷い込む場合があります。
1日1年法
1度1年法
ソーラーアーク・ダイレクション
CPS
他にもいろいろあります。
個人的には、これらの4種を理解できて観測できたら問題ないし、言えば、このうちの2つを使えば日常の鑑定は、ほぼイケます。
これらの技法は、それぞれの〝思想〟というのか、〝着想〟に基づいています。
1日1年法は、出生当時のトランジットの動きが。1日を1年という単位に置き換えたものです。
1度1年は、すべての天体や感受点を1年で1度進ませるもの。
ソーラーアーク・ダイレクションは、1日1年法の太陽が進む度数分、すべての天体や感受点を進行させるもの。
CPSは、太陽、月、水星、金星などについては1日1年法で、火星よりも遠い天体はすべて1度1年法で進行させるものです。
※ CPSの説明は、アマテルやstargazerで採用されているものです。火星以遠の天体をソーラーアーク・ダイレクションの進行で進ませるものもあるようです。
まあ、こんなことを説明しても、ホロスコープを扱わない方には、
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激しく、こうだと思います。(笑)
なんで、こんなことを書いているかというと、
私のプログレスの太陽は、1日1年法やCPSなら、2024年10月には魚座に入っています。
ちょうど、大峰山に二度目の登拝をした時期です。
なぜ、この時期に私にとって重要な大峰山に登拝したかというと、重要な変遷期だったからです。
プログレスの太陽は、1年に1度くらいで進みますので、30年に1度、一つの星座を渡ります(占星術の星座は30度ずつなので)。
これは、人生上滅多にない機会です。
私は射手座27度に生まれていますから、3才くらいで次の山羊座に移り、30代の初めで水瓶座に移り、60代になって魚座に移る……わけです。
私はこの経験をしやすい。
というのも、生まれたときの太陽が27度なので。
だから、もしかすると、90才を越えたら、4度目の移行を経験するかもしれないのですが……
まあ、その年齢だと、社会的にはもうさすがに……という感じですが。
平均寿命の観点では、このプログレスの太陽の星座移行は、4回が、まあ限度かな?
プログレス太陽が、星座を移動すると、いろいろと変化が起きてきます。
ただ、その変化は移行の2年くらい前から始まり、移行した1~2年は不安定な感じが残る可能性があります。
なぜなら、基盤が変わるからです。
たとえば、高い山に登山するときに、いくつか〝ベースキャンプ〟を設営します。
そのような〝ベースキャンプ〟の役割をそれぞれの星座が請け負っています。
しかし、次のベースキャンプに移ると、そこを起点した活動へ変化します。
そういう不安定さが、移行期間にはあります。
これは、誰にも必ずあります。
そして、最初に申し上げましたが。
プログレスの太陽の進行に関しても、おもに2種。
1日1年法と1度1年法には、〝差〟があります。
若い頃は、その差は誤差で済む程度ですが、私のように年齢が上がってくると、また冬至や夏至に近い生まれであればあるほど、その誤差は大きくなります。
1日1年法だと、私の太陽は2024年の10月へ魚座へ。
ですが、1度1年法だと、私の太陽は2025年10月に魚座へ。
ほぼ1年の差があるのです。
ただ、申し上げたように、移行期間は星座の境界の前後2年程度に存在しますので、あまり細かいことを考えなくても、私の場合、2023年10月くらいから、2026年の10月くらいまでが、ざっくり言えば、
大局的な観点での変遷期
なのです。
じつは、私は、自分個人に関しては、1度1年法の動きがかなりリアルに出ているように感じる事案が多いし、鑑定でもこれが有効な情報として出ている人は多いかな、と感じています。
もちろん、それだけを採用して、他を排除していないので、いくつかの観点からプログレスを見ているので、べつに〝1度1年法信者〟ではありません。(笑)
ソーラーアーク・ダイレクションが有効な方もいます。
またある問題に関しては、ソーラーアーク・ダイレクションだが、別な事案は1度1年法で出ているケースもあります。
どれが絶対の正解というのはないのです。
これは個人の運勢に起きる、一種の〝揺らぎ〟だと観測しています。
つまり、その揺らぎの範疇で、タイミングが早い人もいれば、遅くなる人もいる。
でも、かならずプログレスの太陽の移行などは、その人に起きるわけです。
なぜ、このような〝揺らぎ〟があるのか?
以下は、私の妄想です。
おそらく宇宙自体に、〝揺らぎ〟がある。
この揺らぎは、量子論などでは多元宇宙とか言われます。
この世界に近似した別な世界が、平行して存在する。
(平行宇宙=パラレルワールドなどとも呼ばれる)
宇宙は、その揺らぎを許容している、と思われるのです。
プログレスだけでなく、他の技法に関しても、それを考慮できるものがあります。
何もかも、好き勝手ではない。
この世に生きるということは。
王や大統領になりたい人が、全部なれるわけもないですよね。
ある程度の枠はある。
それこそ、その人の魂の目的や、その人が求める体験というのがある。
それは強制ではなく、その人の必然。
その枠内で、可能な改変範囲がある。
上昇するも、下降するも。
早めるのも遅らせるのも。
次回、またこの内容に関連した記事を書きますね。
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