過ぎた時間に感じる 遠回りもイイ♡ |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
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荒神様の参道に、幟旗が立てられています。
お祭りかな?

 

 

こんな写真を出していますが、昨日は雨。

そして、今日はジョギングをサボったので、実は一昨日の。(笑)

 

ジョギングをサボったのは、なんとなくなのですが。

実は、ここ数日、背中と腰の具合が……

とくに一昨日の夜はひどくて、奥さんが帰宅後、背中に千年灸を据えてもらったほど。

 

昨日、ようやく東洋治療の先生に見てもらって、楽になったところ。

ま、今日は無理をせずに回復に努めたわけです。

 

 

このひとは、凝りとか張りとか、無縁です。

(ひとなのか?)

いつもいつも気持ちよさそうに寝おって……(笑)

 

 

ところで、BS12で映画「ガメラ」の放送を4夜連続でするという情報が息子から。

ガメラの昭和初期作と平成の3部作。

こういうことには敏(さと)いんだよな。(笑)

で、一昨日(平成版2)と昨日(平成版3)のは観ました。

 

実は昔、私、平成の「ガメラ」と「ガメラ2」は映画館で鑑賞しており、「2」のときに水野美紀さんのファンになったのですよ。

いや、私には珍しい現象です。(笑)

 

出版には至りませんでしたが、その当時書いていた小説の主役女性のイメージに勝手にいただいたりしていました。

その水野さんも、今では唐橋さんとご夫婦になられ、子どもも生まれ……。

唐橋さんは娘の好きなジャンルの舞台などにもしばしば出演される俳優さんで。

 

何が言いたいかというと……

 

ずいぶんと時間が流れてるな、と。

ま、平成からいっても、もう36年が経過している。

「ガメラ2」は1996年で、この頃には私は小説家としては、どん詰まりのどん底でした。

最後のあがきに入る直前……くらいですね。(笑)

 

 

 遠回りもイイ♡

 

あがいてみるのも悪いことじゃないと思います。

そりゃ、今の時点の占星術師としての私の〝視点〟からすると、

「ありゃー、こりゃ厳しいな」

という時期に、とっくに入っていて、

「なんか、それまでとは生き方が変わりそうですよ」

ということは、客観的に判断できるのです。

 

でも、当時の私は、そこまでホロスコープ読みとして練度が高くなく、かつ、自分とか家族のことって、なんかうまく読めないものなのですよ。

 

1998年から始まる、人生上重要で、かつ良い方へ転換するアスペクトの時期については認識していたのですが、これが空振りに終わってしまう。

3年間もあったのに。

 

なぜ?

 

この問いに今では70%くらいは回答できるのですが、今でも謎の部分はあります。

ただ、はっきり言えるのは、〝努力の方向性が違っていた〟ということです。

 

もし(if)という仮定の話は、あまり好ましくはないのですが、もしこの時点で、私が今の役目に向かっていたら、結果は違ったと思われます。

作家としては所詮だめだとしても、占星術師としてはもう少し早く今の状態に近づけた可能性はあります。

 

でも、本当は、

〝もし〟はないのです。

たとえその時期に方向転換したとしても、私には数々、決定的に不足しているものがあり、時期を早めることで、むしろ占星術師としてもうまくいかなかった可能性があります。

 

つまり、3年程度の短期的な運勢では読めない、長期的な運勢というものがあり、その時が至らないと、その人の〝何か〟がスイッチが入らないということもありますし、〝準備が整わない〟ということもあります。

 

すべてに適切な時があり、不思議にその時に照らして準備が整う。

方向性を得ることで、この時を少しだけ早めることは可能だったかも知れない。

が、根本的には2010年以降でないと、今の状態には至りにくかった。

 

そもそも、2004年~7年あたりに、人生上、もっとも過酷な運気がある。

そこで人生が変わるようになっているわけで。

じゃ、それ以降だろう、ということになります。

 

つまり、私の場合、1998年からあった3年の良い運勢は、2005~6年を中心としてある転換期以降に持ち越されて発現した可能性があります。

そうしたほうが、たぶん良かったのでしょう。

 

どん底、どん詰まり。

その時期に得られる経験こそ、何よりも大切なのです。

そこで、どう生きられるかも。

 

〝そうなんだ〟

〝こうでいいんだ〟

〝これこそが喜びだ〟

 

というような認識に至るためには、過去の状況にとらわれていては、難しいことがあります。

過去の栄光や、過去に由来する自分の立場。

そういう執着。

 

あがいてあがいて、そうしてだめだったということも、私は経験しているのですが。

そうでないとできない転換というのもあります。

そういう体験の中でしか気づけないこともあります。

 

人生には無駄がない。

そう思いますし、これは万人に言えることだと思います。

(今生に限らない観点で)

 

だから、〝近道〟が必ずしもいいわけではないのです。

〝遠回り〟も、イイのです。

 

 

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