魂のルーツたる山へ |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

 

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作家として
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 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています

 

ご訪問ありがとうございます 🌟
 
昨夜、なかなか眠気が襲ってこなかったゼファーです。
それくらい!
 
ワクワクしていたのです。
 
今朝も4時半くらいに目が覚めてしまい……
しかも、その後、眠気も戻ってこない。
 
いつものように朝の掃除を終え、ゴミ出しもし、
でも、今日は奥さんがお休みだから、安心。
 
出発!!
高速道路を東へ、東へ。
兵庫、大阪、そして奈良。
 
到着したのは……
大峰山の登山口。

 

 

一人でずっと運転し、5時間超。

しかし、さして疲れもなし。

まあ、あれですよね。

インプレッサ君のアイサイト・ツーリング・アシストがあればこそ。

 

この車でなかったら、単独で出かけるのは、今の私にはかなり勇気がいります。

つまり、奥さんを同伴していないのです。

仕事以外では、珍しい。

 

というのも……

 

 
大峰山の女人結界の奥へ分け入るから!
役行者が開いた山であり、修験者の修行の山です。
 
桜井識子さんも、この境界は決して越えなかった。
 
さすがに、奥さんを連れて行くわけにはいなかったのです。

逆に言えば、それほど入りたかった山なのです。

 

 

 

 

女人結界の手前にある役行者のお堂や不動明王。

 

 
この時点でもう。
光がやばい。
 
この後、私は女人結界を越えて、プチ登山をしました。
 
大峰山に完全登頂するのは、無理。
なので、どこまで行けるか。
 
まあ、険しい険しい。
 
木の根が縦横に張り、踏み転ばしてしまいそうな石だらけで、季節的に枯れ葉が積もっている。
うっかり踏み外したりすると、崖の下へ転落です。
 
慎重に歩きました。
外気温は8度くらいだったので、厚手のジャンパーを用意していたのですが、もう汗だく。
息も上がりそうなものなのですが。
 
不思議に足が進む。
役行者の真言を唱えると、なぜか足が軽くなるような気がしますが……
 
それ以上に。
 
ここはやはり独特な山でした。
普通、山の中だと鳥のさえずりとか、川のせせらぎとか。
風にざわつく木々の枝葉だとか。
そんな音に満ちているものですが。
 
無音
なのです。
いや、本当に。
 
そんなことないだろと思うかもしれませんが、時折、空を飛ぶ飛行機の音が聞こえるくらいで、ほとんど音がない。
鳥のさえずりは、登りと下りで、ちょっとだけ聞こえたところがありましたが、ほとんどが無音なのです。
 
普通、そういうことはないだろうと思います。
今日という日がそういう巡り合わせだったのか。
 
ただ。
無音だから、何も聞こえないというのではないのです。
 
これを書くと、おかしいと思われそうですが。
 
 
山全体にピーンとした空気。
しかも、すごく密度の高い〝気〟が張り詰めている。
 
そして、ずっと聴こえるのです。

 

 
一番、わかりやすいたとえでいうと、秋の虫の鈴の音。
リンリンリン、みたいなものが、もっと細かい周波数になったみたいな感じで。
 
リンリンリンリンリンリン……
というのと、キーンというような響きの中間みたいな?
 
 
これ、覚えるがあるのです。
以前住んでいた限界集落の、生まれ育った旧家。
すごく古い100年くらいたった家の中で、冬の寒いときとか、無風の時に、
同じような響きを聴いた気がします。

 

 

ただもう、密度がぜんぜん違う。

 

 

大峰山を中心とする山系のただ中。

自分がめっちゃ、シンクロする〝気〟でした。

 

 

 

前にブログで、私の過去生に修験者だったことがあり、なぜか今(その修験者かどうかわからないけど)、修験者(山伏)が私と一体になっているらしい、ということを書きました。

 

そのせいなのかどうか、昔から真言とか印とか、

そもそも山が好きだった。

 

ちなみに氏神様(山村神社)は大山祇神。

 

いろいろつながっている。

そして、先日、桜井識子さんの「おみちびき」という御本を拝読し、

その中に役行者のお話があったのです。

 

それ以来、もういてもたってもいられなかった。

 

もともと大峰山にはすごく強い関心があり、その周辺にはいろいろ行っていたのです。天川辯才天もそうですし、丹生川上神社や、玉置山。

 

若い頃、独身の頃から。

 

しかし!

なんという迂闊なことか。

 

今まで、一度も大峰山そのものに徒歩で入ったことがなかったのです。

 

今回は、途中の一本松茶屋というところで、引き返してきました。

そこで会った男性が、多分私よりは10は年上だろうと思うのですが、山頂まで登ったことのある方で、

やはり山頂まで行くなら、それなりの用意・装備が必要とのこと。

 

もちろん、今日はそのつもりはなかったのです。

行けるところまで行き、引き返そうと思っていました。

 

山頂まで行くなら、前日泊するか、山頂の宿坊で宿泊するかしなければ。

季節も、今はあまりよくない。

 

しかし、識子さんの本には、山を歩くだけで修行になるということが書かれていたので、今回、初めて女人結界を越えて、1時間半くらいかな?

大峰山を歩きました。

 

詳しくは、識子さんの「おみちびき」を読んでくださいなのですが。

霊格やスピリチュアルを上げたいとか、人の役に立ちたいと思う〝男性〟の助力となるそうです。

スピリチュアル能力を、かならずしも引き上げるのではなく、人のための活動をする際に神仏の助力が得やすくなるそうです。

 

なんにしても。

私にとっては、修験者ルーツ。

彼は最終的には紀州の熊野で亡くなっているので、どう考えても大峰山で修行していないわけがないのです。

 

自分にとっては、ほかのどこよりも絶対的な影響力がある山である可能性が高い。

 

それに……

これ、出かける前に奥さんに言われたんですが。

 

「行っておいで。だって、来世、女性なんでしょ。来世になったら大峰山、登れないよ」

 

たしかに!

そうなんですよ。

来世が地球転生の最後かもしれないのに、今のこの時期を逃したら、もう大峰山には登れないかもしれない。

 

ここ数年。

近いうちに、大峰山の山頂を極めたい。

かなわなくても、幾度か、今回のような体験をしたい。

 

 

 

 

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