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ご訪問ありがとうございます 🌟
昨日の記事の続きです。
本日は、来年の春分図について解読しておこうと思います。
その前提に、昨日の記事がございます。
2023年春分図
1年の世界の出来事を考える上で、春分図は欠かせないチャートです。
春分図は、太陽が牡羊座0度になるタイミングなので、だいたい3/20か3/21です。
2023年になっても、それまでは前年の春分図の範疇になります。
そういうご理解でお願いいたします。
ホロスコープ画像はすべてアマテルで作成
日本の東京で作成した春分図です。
基本的に春分図は、天体の度数は世界のどの場所でも同じですが、アングルやハウス構成が異なります。
アセンダントやMCは、その国家のその年の運勢を考える上で重要な手がかりとなります。
まずは、日本を主体に解説しますね。
▶木星について
私は、この春分図ではなく、まったく別な根拠から2023年、遅くとも2024年には日本は木星の好影響があり、好調期に入ると読んでいました。
面倒なので、その過去の記事はここに引っ張り出しませんが、興味のある方は検索してみてください。(笑)
その解読とリンクする形で、木星がアセンダントにコンジャンクションしています。春分図でも、これから数年、日本は木星と関わりが強く、その解読を裏付けているように思います。
これは当然、景気が良くなったり、日本が国際社会での影響を増したりという、〝物質的な側面〟への結論に飛びつきたくなりますが。
それもあると思いますが、今の複雑な経済構造の中で、何かが浮揚すれば、何かは落ち込むという側面もあるので、一概に全部が良くなるとは言えません。
この木星はそんな単純なものではないと思います。
昨日の記事の「ガイアの法則」にも関わりますが、これはコロナ禍が訪れる以前にあったような、日本文化、日本食、日本の技術、あるいは日本人が普通に行っていることが、世界へ伝播していく効果になるだろうと、思われます。
日本至上主義じゃないですよ。
一応、言っておきますけど。
日本にも良い面まずい面、いろいろありますから。
ただ、この木星の拡大効力は、コロナ禍以前にあった多数の外国人の来日も引き起こしますし、様々なサブカルチャーを通じて、また〝日本〟〝和〟が広がる傾向になるだろうと思われます。
この木星は、しかし、そこそこのハードな配置にもなっていて、ここから推定されるのは、〝宗教〟〝大学〟〝海外交流〟〝貿易〟などのワードで、非常に目立った問題が発生するだろうということも言えます。
一番考えやすいのは、近頃、毎日のように話題になっている宗教団体の問題です。しかし、これに留まらず、別なカルト(かそれに類する)や思想が、連鎖的に出てくる可能性があります。
大学受験などで、受験生が被害、犠牲になると言った出来事にならなければ良いがなあ、とか、そういうことも感じます。
▶全体運
また、木星の効果があるとは言っても、2023春分の日本の運勢は、まだ地味です。
準備段階、もしくは休眠中、あるいは国際社会への奉仕とか。
そういった傾向です。
華々しく上昇機運!を期待すると、肩すかしとなるでしょう。
もちろん、一部ではすごく評価されるものや拡大・伝播するものがあるのですが。
むしろきちんとした、国際貢献を行っていくほうが良い時期です。
自国の利益を優先ばかりすると、逆に悪い流れになるかも。
▶経済・財政
この点は、悪くありません。
2022年より、ずっと良くなっていくはずです。
まあ、日本の財政はもともと問題が多いので、ここで解決!なんてないのですが、1年という単位で考えたときは、わりと良い巡りになりそうです。
▶災害
昨日の記事をお読みください。
予断を許さない時期に入っていきます。
が、追記として、2023年春分図では、日本の場合、風水害など水による被害が濃厚に思えます。
ただし、地震に伴う津波という項目は外せません。
▶その他
おそらく、著名人とか芸能人とか、ビッグカップルの婚姻報道が多いように思います。
たとえばですが、大谷さんとか羽生さんとかが結婚とかなったら、ものすごく湧きません? そういうやつです。しかも一つ二つではないような……?
(これは、あくまでもたとえで、ご本人のチャートなど見ていませんので、あしからず)
この傾向は、世界的にあるように思えます。
次は日本に限定しない解読。
▶世界的・普遍的な傾向
普遍的なものですから、日本も含まれないわけではありません。
ここ、ご注意を。
これから数年、国家体制が非常に不安定になります。
体制が崩壊するとか、崩壊まで行かなくても混沌とする、というような事態に至る国がいくつかあると思われます。
これは、2023年に限定しない話で、ここ数年でそうなります。
激動の時期です。
これは止められない印象があります。
また、あやふやな情報や、人に不安や恐れを抱かせるようなフェイクニュースなども蔓延しやすい。
そもそものマスコミの情報もそうですが、SNSやYouTubeなど、さも真実っぽい情報発信を頭から信じ込まないことです。
※ そういう意味では、このブログも、絶対にまるっと受け入れてはダメです。常に理性を働かせ、中立性を保ってください。
▶戦争
火星と海王星のスクエアが、この春分図でも明確。
このため、戦争の拡大、もしくは継続はあり得ます。
この春分図に至る前に停戦にならなければ、まだ長引く可能性があります。
ただ、〝やり直す〟機会は与えられます。
このやり直しが、停戦後、正常な流れをやり直すのか、それとも停戦したけど、また戦火の火蓋が切られるのか、というのが、すごく曖昧です。
▶土星と天王星
ここ数年間存在した、土星と天王星のスクエアがこの春分図では完全に消えます。
このハードアスペクトは、社会や世界の変化・変革に関わっており、ちょうどコロナ禍に対応した生活の変化も表現するものでした。
(コロナ禍そのものを引き起こしたアスペクトではない)
これが消えるということは、コロナ・ウイルスが消滅するわけではないにせよ、だんだんインフルエンザなどと同様の認識へと〝格下げ〟されていき、社会のデリケートさが緩和するということに持つなると思われます。
▶宗教や思想による犠牲
木星に関連していますが、世界には宗教や思想のために、重大な被害を受けている民も存在します。
こういった事象で、それこそトラウマ級に大きな事件が起きないとはいいきれないチャートです。
日本人も知るところであれば、ロヒンギャ難民とか、そういった問題がクローズアップされる可能性もあります。
▶穀物の問題
これは現状もそうですが、戦争に関係し、穀物の世界的な不足、窮乏が起きえるというか、深刻化しやすいと思えます。
上の宗教の犠牲もそうですが、食べるものがなくて……という事案が、今以上に明確に出てくる可能性があります。
▶婦人・女性の被害
すでにもう、いろいろな現場で取り沙汰されておりますが、この年も女性性が傷つけられる事案がクローズアップされやすいと思われます。
日本も例外ではありません(わかりやすいのは、元自衛官女性の被害の訴えなど)。
男はアホな行動を取ると、自業自得な結末になると思っていたほうがいい。
戦争が関係する可能性も高いので、ウクライナでの戦争の中が行われていたことの中身が、より明確に出てくることも考えられます。
(過去のことかも知れませんが)
このチャート特徴は、女性の被害と幼児の被害などになりやすく、今年もそうでしたが、子どもを持つ親御さんは、理不尽な暴力に警戒する必要があります。
……
このようなところでしょうか?
漏れはあろうかと思います。
何か気づいたら、あとでまた加筆か情報発信をします。
日本はプラスの機運もある。
が、世界はたぶん激動の流れ。
ここで、すごく翻弄されるでしょう。
安定的な状態には、ここしばらくならないので、急流下りですよ、皆さん!
自分と
自分の経験と
そして、まわりにいる人と
同じ船に乗る人と一緒に
川下りをしましょう!
(運勢的に下るか上るかは、人それぞれなんで、個人の選択ですよ~)
この続きは、また書くかも?
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