自殺に関してのホロスコープ上の考察 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

昨日の寿司のおかげで……

体重がっ……💦

 

まあ、そうなるわな。(笑)

 

今日は、奥さんと娘が宝塚へ出かけていて留守。

お昼ご飯は、kira*kiraさんにいただいた牛骨スープの「鳥取ゴールド」と炒飯のセットにしてみました。

 

 
W炭水化物……体重のこと考えろよというご指摘の声が聞こえそうですが。
なんとなく、食べたくなっちゃったんですよ。
だから、炒飯は少なめに作りました。
(息子は大盛り×2を食っていた)
 
この牛骨スープが……
たんに炒飯に付いているスープとしても飲めちゃうくらい旨い。
 
ちなみに、母は普通、1個のカップ麺は「多い」と言って食べきらないことが多いですが、鳥取ゴールドは食べきります。
(母は炒飯はいらない、このカップ麺のほうがいいという選択)

 

 

  

 

すごくライトな書き出しをして、このテーマは恐縮なのですが。

このところ、世相が非常に厳しい。

コロナの件もそうでしたが、

一方で、現在は戦争のことで心を痛めている方も多いはず。

 

2011年の東日本大震災の時も、世間全体が〝病んだ〟ような状態でした。

あのとき、私もかなりの影響を受けました。

そうは言っても、私は精神的には〝外圧〟に対しては相当タフです。

(逆に脆い部分もあります)

 

しかし、繊細な方、共感力が強い方ほど、今のようなご時世から受けるものは大きいはずです。

そもそも私同様にタフなタイプの人でも、〝ある瞬間〟には、ふっと魅入られたように〝引かれる〟ことはあります。

 

これは、なんなのか?

占星術的に見て、どうなのか。

 

これは、ここしばらく漠然と心に広がってきた疑念でした。

 

なんか、最近の統計の中には、G7の国の中で、若者の死因のトップが自殺となっているのは、日本だけだといういう情報も、これを書く前に見つけました。

深刻な状態です。

 

ですから、この記事を書いてみようと思いました。

前々から、ちょっと気になっていることはあったのです。

 

自殺は、春に多いと聞きます。

実際、統計的にもそうで(世界的にも)、とくに3月は多いみたいです。

これはなぜなのか?

春という季節のせいとか、いろいろ言われますが、

本当にそうなのか?

 

春って、そんな気分にさせる季節なのか?

 

ないとはいいきれません。

草木にしても動物にしても、多くは生命活動を活発にさせる時期です。

そういう時期に、自分のコンディションが良くないと、悲観してしまう人がいても不思議ではありません。

 

世界が明るく華やかな様相を呈するほどに、自分が追い込まれる可能性があります。

 

これはこれでわかりますし、納得する部分もあるのです。

 

でも、お名前は出しませんが。

著名人の方で、自殺なさったときのトランジット・チャートを観測すると、

どうも、火星が強い時期が多い。

もしくは、瞬間的に牡羊座がアピールしている時期。

 

牡羊座は春の星座です(太陽がそこにある)。

地球から見ると、太陽に付随して水星や金星も移動します。

 

 

これは今日のホロスコープですが。

ホロスコープって、真ん中に地球があるという概念なので、わかりやすく説明すると、こういう感じ。

赤い太い矢印は、地球から見た金星、水星、太陽の位置ね。

 

地球から見ると、水星や金星は、地球軌道の内側を回っていて、常に太陽に側にいる感じなのです。

 

つまり。

こういった太陽、水星、金星などは、「常に春頃に牡羊座付近を通過する」ようになっているのです。

太陽はもちろん一番重要です。

水星はコミュニケーションや学習。

金星は愛情やお金、喜び。

こういった個人天体は、人の生活にそこそこの影響力を持ちます。

 

牡羊座を通過する段階では、これらの星は外に向かって活性化されるはずなのです。牡羊座がそういう質なので。

これはトランジット(その時空を回っている星)の影響なので、〝外的〟です。

 

ところが、一方で〝個人的な運勢〟の中では、そのような動きに同調できないこともあります。

「春だ!」と言われても、「自分は冬の真っ盛りだよ」みたいに感じる可能性があるわけです。

 

そのギャップが、死への誘惑になってしまう可能性があるように感じます。

 

また季節的には、牡羊座が関係しやすいというのはあるのでしょうが。

牡羊座の支配星である、火星が関与するケースが非常に多い。

 

この点については、たとえば伝統的占星術を学んでおられる方には、

火星は蠍座の支配星でもあり、もともと「死」という意味を持っていということで理解しやすいのではないでしょうか。

 

火星は、そもそも死にもっとも近い星だったのです。

 

そして、まだまだ十分ではないのですが。

火星が牡羊座や蠍座という本宅(もともとの星座)にあるとき、自殺も起きやすい。

他にも、火星が強く働きやすいコンディションの時、あるいは月が牡羊座にあるときなど。

 

これは、単純に「死」がアピールするときだから、とも言えますが。

火星の本質である「自分を世間の中で打ち出す」という勢いが強くなるわけで、おそらく、「死という最大限のアピールで自分を打ち出す」という選択になっているのではないかと感じます。

 

つまり牡羊座や火星の本質である、対外的にアピールする力が強まったとき。

そこで、火星の意味の一部である「死」という形を使ってしまう、という傾向が感じられるのです。

 

これは、

逆説的にいえば、

社会の中で、なんらかのその人が認められる状態であれば、

その人は少なくとも「自殺」というような手段は執りにくい

と言えるわけです。

ナンノコッチャ

きわめて当たり前のことが、チャートに出ているわけです。

だって、そうですよね? 社会の中で、その人が認められる状態になっていれば、死ぬ必要もないわけです。

 

火星や牡羊座(あるいは蠍座)を最悪の方針で使わないで済むわけです。

 

ここで!

私が申し上げたいこと。

 

 

こういった傾向を観測すると、

どうも、自殺は

〝刹那的な星の動き〟

が関係することが多いのです。

 

 

その人本人が、経験するであろう、人生の成長過程みたいな運勢ではないものが多い。

 

 

これは、かならずしもではないですが、たとえば

火星と海王星のコンジャンクション

などは、死への誘惑になり得ると思っています。

 

私は過去に、職場環境での中で、二度、自殺という出来事に遭遇したことがあります。

そのうちの一つは、確実にこのアスペクトで生じています。

 

このアスペクトは、最近もあったのですが、かなり影響力のある著名人の同様な出来事にも関係していました。

 

もちろん、トランジット天体の動きだけで、すべてを語ることはできませんし、その影響が大きい人もいれば少ない人もいます。

 

ただ、どうも、こういった刹那的な波動に感応しなければ、

その人の人生はその後、別な展開や発展を見せるのではないか、

ということも強く感じます。

 

自殺という行動は、非常に他への波及力があり、たとえば芸能人の誰かが自殺したときに、連鎖的に他の芸能人や著名人、あるいは報道には至らないけれど、個人エリアでそういった出来事が引き起こされてしまう、という経験をした人も多いはずです。

 

また、世の中の空気に感染するということも。

 

いやいや。

そうじゃない。

 

あなたは、あなたが選べる未来がある。

繋がる必要のない波動には、つながらないでください。

苦しいときは誰にもありますが。

その感じる度合いは、人それぞれ。

 

でも、それを抜けたときに、得られる世界や報酬はある。

そこは、皆、同じです。

 

 

 

 

 

 

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