失われたカギを探せ(タロットと八卦) |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

あるニュースを見て、胸が痛み、と同時にすごく不愉快な感触を覚えます。
ある種の嫌悪? 怒り?
でも、一番は痛み。
痛みが分かる……感じ。
 
何のニュースかはご想像にお任せします。
西洋の過去生でも、日本の過去生でも、理不尽な力による被害を受けている自分が感じる、本能的な?潜在的な?ものでしょうか。
 
辛い。
 
 
気を取り直して今日の記事!
 
 
今朝、奥さんが仕事に出る時、
「カギがない!」と。
 
車のカギ、家のカギ。
キイホルダーまるごとない。
いつも持って歩くバッグの中も見てますし、心当たりのところは見た。
(彼女はだいたい自分のバッグの中に入れる)
 
とりあえず、遅刻したらいけないので、私の持っているもう一つの車のカギを渡し、帰って来た時には、私や母がいますので、中から開けたらいい…と。
見送りました。
 
奥さんが出かけた後、あらためていろいろ探してみたのですが、やはり見当たらない。
 
仕方なく、カードを引いてみました。
 
 
〝キイホルダーはどこにあるのか?〟
 
トップのカードは、「星」の正位置で、これなら、たぶんカギは失われていない。
カードの内容から、どこかに入れた、落とし込んだ可能性。
 
2段目。
中央に「女帝R」(Rはリバース)。
これは、妻のカードですから、奥さんがまさにこの「女帝」であることは疑いを入れません。
 
ん?
んんんんん?
 
この段階ですでに怪しい。
ある推論が。
でも、それはさておき、他のカード。
 
「女帝」は「審判R」を見ている。
「審判」は通常、「告知」「明らかになる」カードなので、逆位置はまさに奥さんが見失っている状態を表現していますが、
「気づかない」というのも、「審判R」の意味にはある。
 
つまり気づいていないが、奥さんの元にある……?
 
「悪魔R」の解釈はすぐにできませんでした。
これは後で説明します。
 
2段目はすべて逆位置で、これは奥さんの困惑、見失った状況を色濃く反映したものです。
 
3段目は、2段目の逆位置3枚の内容・対応・アドバイスを語ります。
「力」「運命の輪」「吊された男」
この3枚。
 
「力」はコントロールのカードですが、とくにセルフコントロールに関係しやすい。つまり、奥さんが自分を取り戻すことが肝要。
「運命の輪」は、この場合は、時間が解決かな、と思っていました。つまり、時間の経過と共に見つかる。また「好転」のカードですから、奥さんが自分を取り戻せば出てくるわけです。
たぶん、朝は焦ってしまったのだと……
 
「吊された男」は……
これは結果を知ったらすぐに理解できます。
 
〝結果〟
 
勤務先についてすぐかな?
奥さんからLINEが来ました。
 
 
 
はい。
「吊された男」は「逆転」という意味があり、要するにバッグを全部ひっくり返せ、というアドバイス。(笑)
 
このLINEを受け取ったとき、私はカードをすでに引いていたので、バッグの中にあるのではないかと考えていました。
というのは……
 
「女帝R」
これ、よく見てください。
女帝はヤタガラスの盾を抱えています。
つまり、奥さんが持っているものの象徴なのです。なら、バッグしかないでしょ、という話。
 
しかも、「悪魔R」ですが、これはこの場合、「お金」です。
つまりバッグの中には当然、財布も入っています。
さらに象徴的な暗示が、「悪魔R」と「吊された男」の上下構造にあり、悪魔は宙に浮いていますし、吊された男も吊されているので同様。
地面から離れている状態。
それは持って歩いているから。

 

つまり家の中にはない。

そもそも、「吊された」というのが、ショルダーバッグっぽい。
 
ガーン!!
という感じじゃないですか?
 
よくできてますよねー。
タロットすげー。
※ やがて始めるタロット講座では、こんな感じで解説していきます(あ、いや、もっと詳しく、いろいろなケースで)。
 
 
あ、ちなみに「失せ物探し」では、私は時々、易を使用します。
専門ではないですが、これで過去に失せ物の場所の可能性を指摘し、実際にその条件の場所から見つかった、ということもあります。
卦という奴です。
 
今回も奥さんの「見つかった」連絡が来る前にやっていました。
↑これって、ちゃんとブログに表示されるんかな?
ブログで出すのは初めてなので。
 
これは「天水訟」という卦です。
この卦の象意そのものよりも、この陰陽構造が重要です。
 
もともと明らかな状態なのに、何かにはまり込んでいる、落とし込まれているという状態。
下卦の扻(かん)は「穴」というような意味があり、失せ物はストッとどこかへ落ちし込まれた、と見ることができます。
 
一番考えやすいバッグ。
その隅っこか何かの間に落ち込んでしまって見つけられない。
 
そんな状態かと、思えます。
 
あ、易占の専門家のかたが見ていらっしゃったら、スミマセン。
寛容の精神で看過ください。
(_ _)
 
 

でも、タロットにしても八卦にしても、ちゃんと表現している。

少なくとも、まったく食い違った結論を提示していない。

というところが、すごいかな。

 

不思議ですよね~~~!

 

 
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