Mioさんとのご縁 タロット誕生秘話 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
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 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

最初にタロットに関する業務連絡をお許し下さい。

 

2月2日19時15分頃、タロットのお申し込みを下さった九州のYTさん。

様々な手段を講じましたが、メールの返信ができないようです。

違ったメールアドレスから、今一度、ご連絡くださいますと幸いに存じます。

 

 

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前満月だけの話ではなく、このところチャート解説では、

木星・土星と天王星・火星のスクエア

について触れることが多く、火星的な事案については、いつも皆さんに注意を促してきたのですが。

 

当然、こういったアスペクトが国際的な問題や、どこかの国家に集約的に現われる可能性はあります。

そうすると……

 

ミャンマーで軍事クーデター

 

という、まことに懸念すべき事態に至りました。

日本企業も何百と進出しているというのに。

 

1/29満月ですと、そうでもないのですが。

満月のサイクルというのは、基本的にその前の新月に含まれます。

新月は次の新月までの影響があります(これは、前から申し上げていること)。

 

1/13新月の観測では、新月メッセージで申し上げていたように、東南アジア付近への影響がすごく強い。

なにせ、冥王星と一体化した新月でしたから。

 

この時点で、「木星・土星と天王星・火星のスクエア」の構造はできあがっていましたので、おそらく今年の1月の中旬には、このクーデターの具体的なプランができあがっていたか、あるいはできあがったプランに対してGOサインが出されていたと思われます。

アトハ、タイミング……みたいな

 

本っ当に、面倒くさいことをしたがる国家が多いなあ。

大局的に考えたら、「和」となったほうがいいことは明らかなのに。

 

国も人が動かしている。

人は、そもそも個人です。

集団化はしますけど、そうなったときの「意志」のほうが厄介。

 

人はどうしても、執着するんですよね。

 

ミャンマーの情勢は、ここしばらく問題になっていたロヒンギャ難民のこともありましたし、気にかかっていた国の一つではあるのですが。

このタイミングというのも……今後のアジア情勢に大きく影響しそうです。

 

というのも、

 

 

この注意軸上の国家の一つだからです。

 

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ところで。

昨日、プレ販売を開始したオリジナル・タロットですが。

 

かなり多くのお申し込みを初日に頂戴し!

 

とりあえず10のレターパックをご用意していたら、あっという間に底を尽き。

慌てて、奥さんに追加10で用意してもらったら、それも尽きた!

という状況です。

 

こんなもんでいいやろ……的に思っていたら、そうでもなかった……(^_^;

 

意外に人気?

いやいや、買って下さっているのは、過去の占星術ネット講座の皆さんが多いのです。感謝!

 

でも、もちろん!

それ以外の方々からも多数、お申し込みがあります。

 

「日本神話の神々みたい」というような評価が多いのに驚きます。

もともと、和のテイストで描いてもらうのが狙いでしたが、これはもう、それだけの画力とセンス、研究心を持ったMioさんの才能と努力のなせる技でしょう。

こちらのリクエストを咀嚼して、作品世界全体に反映してくれたのですから。

 

 

ちょっと記録的に。

Mioさんにタロット画を依頼した成り行きについて。

 

この依頼をしたのは、2018年の夏?か秋?だったかと思います。

 

Mioさんは私の従妹の娘さんで、絵の才能が素晴らしく、そういった方向へ進まれていることは、叔母(Mioさんの祖母)からよく聞かされていました。

 

一方、それ以前。

2017年だったと思うのですが。

京都の神野悠華さんのお世話で、京都での鑑定会を継続していたのですが、この年にタロットのセミナーをして欲しいというご要望が彼女からあり、京都でこれを実施したのですが、このときに私は悩んでしまったのです。

 

というのは。

 

厳密な話をすると、よく知られているライダー・ウエイトやマルセイユだとフランソワ・ショッソンとかなら、タロット画像に著作権がすでにないので、バンバンいくらでも自作の教本やワークブックに載せてもOKですが。

ほとんどのタロット画像は、本当は勝手に使えないんですよね。

 

このへんのことに無知だった昔の私は、ブログに画像などUPしていたのですが。

これは、本来、著作者の許諾を必要とするものだったのです。

(だから、そういう過去の許諾を得ていないブログ記事は削除か下書きにしてしまう、もしくは画像のみ削除するということを、だいぶ前に行っております)

 

そういうことを、2017年の段階では知っていたので、セミナーとか印刷物とか、そういったもので自由に使えるオリジナルのタロットがあったらいいなと、感じるようになっていたのです。

他にも、私が日常、使っているタロットの制作者が、かなりこういった点に気難しそうだという情報もあってのことです。

 

そこから、オジリナル・タロット作成の意欲が具体的に動き出し、それ以降、2~3人のかたにマルセイユ・タロットとほぼ同じものだが、自作画のものをお願いしてきたのですが。

個々の様々な事情で、すべて潰えてきました(私のリクエストがそもそも曖昧だったこともあります)。

 

2018年、Mioさんはたまたま私宅を叔母さん(彼女の祖母)と一緒に訪ねてこられました。

彼女は猫アレルギーがあり、我が家に来ることはそれまでほぼありませんでしたが、なぜかその日は、

「烏を見たい」

という動機で、我が家に来ました(描くための観察)。

 

は? 烏? という感じですが。

その時点で、私は自分のタロットには「八咫烏」をモチーフで入れたいという明確なコンセプトがあり、猛烈に反応したのです。

もちろん、彼女が賞をもらうくらいの、すごい画力があることは知っていましたので。

 

そもそも、親戚のこの子のことが、それまでまったく候補にもならなかったことが、後から考えると不思議なくらいなのですが。

まあ、そもそも領域が違うと思っていました。

 

たとえば、こっちはポップスな音楽を求めていて、相手はクラシック音楽をやっているみたいな感覚だったので、結びつかなかったのです。

 

ところが、「烏」でいきなり結びついてしまった。

 

私は自分が使っているタロットや、他の参考にしてもらえる数種、そして私の目指すタロットの意図を彼女の前に提示し、

「タロットカードの絵を作成してもらえないか。もちろん報酬はお支払いします」

とお願いしたところ……

 

「タロットカードを描いてみたかった」とのこと!

難航していたオリジナル・カードの作成に光が差した瞬間でした。

 

そのときに確認させてもらったのですが。

彼女の絵の動物がすごいリアル! まるで生きているかのよう。

風景画もまるで写真か?というほどの表現力で写実できてしまう。

そんな、才能の持ち主でした。

 

そこから2年ちょっと。

彼女は1枚の絵を描くために、百を越える資料、データ、過去の絵とその意味をリサーチし、疑問点があれば私とディスカッションし。

2020年の秋、すべての絵が完成したわけです。

 

比較的早い段階で完成画になっていたのが、この「No.13 名前のないカード」でした。

 

 

この絵を見た瞬間、何年でも待つ甲斐があると確信しました。

一件、恐ろしげな絵なのですが、深いところに「神性」があります。

たとえ全カードの完成が、ここ(2021)からもう1年2年かかったとしても、私は待ったと思います。

 

学業も大変だった彼女には、とても大きな負担をかけてしまいましたが。

彼女自身、愛着の湧くという、良い絵の数々が誕生しました。

 

完成の時期は、2020年のグレート・コンジャンクションのひと月ほど前。

このブログに書いてあるように、11月24日に原画がすべて私の手元に届きました。

 

そこから、グレート・コンジャンクションをはさんで、「カード化」が行われました。

 

このカード化には、ずっと以前からの占いのお客さんのA子さんにお願いしたところ、快諾いただき、1月にデータ化と入稿が完了。

 

そうして、この節分に販売を開始できました。

 

なんというのか……

大きな時代の節目、流れにシンクロしたように、このカードは生まれました。

たぐいまれな才能の持ち主の筆で。

いや。

結びつけれくれた多くの人、整えてくれた多くの人の助力。

様々な見えざる手。

 

支えられ、導かれ。

 

そして、この33年の時代の節目、グレート・コンジャンクション、124年ぶりの2/2節分というような流れの中で販売になったという……

 

いやー。

 

私、しつこく申し上げておりますが。

スピリチュアル鈍感です。

 

こんな私ですら、

「え? こんな成り行きですか?」

という驚きの連鎖です。

 

この成り行きについては、実はもっと驚くべきことも、タロット以外の状況にもあります。

 

そのへんは、明日にしますね。

 

 

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