自分をもっと好きになる |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

満月のこの日。

月に関して、最近よく感じることを書いてみます。

 

「月」という天体は、なかなかに重要です。

占星術上は、母性や家庭に深く関わる天体ですし、個人の内面、特に情緒面に関係します。

月は幼年期に関わる星です。

だいたい小学校に上がるくらいまでの年齢域を、月が管理しています。

 

 

実を言えば、この月は個人の人生の、かなりの決定権を握っています。

 

上記の解釈からいえば、

自分の母親も月

感情面も月

家庭も月

幼年期も月

ということになります。

(男性の場合は、将来の配偶者も月)

 

出生後の、本人が忘却しているような記憶も月という象徴の中に埋蔵されます。

好む意識的に蓄積された情報が、日常の中でいろいろな判断や選択に関わってきます。

たとえばコーヒーが好きで紅茶はあまり飲まないとか、赤ではなく青が好きとか、あるタイプの人物に嫌悪感を持つとか。

異性の好みや金星や火星も関係するので、それだけではないですが、あらゆる人間関係にも、この月の無意識は影響を与えます。

 

ホ・オポノポノではインナーチャイルドを癒やすことも、その人の人生をより幸福にすると考えます。

誰の心の中にも、大なり小なり傷ついたインナーチャイルドがいます。

私にもあります(普段はそんなこと意識もせず、私はそういうものがないかのように見えてしまっているかもしれないのですが)。

 

もっとも私自身は、かなりの部分まで解消してしまっていて、傷ついたインナーチャイルドが引き起こすアクションというのは、あまりないのですが。

それでも、時折、遭遇するあるタイプの出来事には憤りを覚えたり。

そういう部分には、幼年期からの蓄積されたものが関わっているのだろうなと自覚することもあります。

 

インナーチャイルドのイメージにもっとも近い天体は月です。

同じような存在であり、インナーチャイルドを占星術上で表現するものがあるとすれば、それは月がもっとも適切でしょう。

 

鑑定で、しばしば、この月がとてもデリケートな状態にある方にお目にかかることがあります。

月があまり傷つくこともなく、あるいはそういう一面がありながら、どこかで救われているような状態だと、大きな問題にはならないことが多いのですが。

 

もともと情緒的な星です。

この月が強くアピールすると、しばしば自分で自分をうまくコントロールできないということも起きてきます。

そのようなコンディションで生きる、というのは大変お辛いのです。

仕事でも人間関係でも、愛でも、

あまりにもひどくなると、精神的に自傷してしまうこともあります。

 

 

このような方に一番大切なのは、おそらく「自分を愛すること」だと思われます。

そこにこそ、インナーチャイルドの傷があることが多いと感じます。

 

そして、私たち一人一人も。

やはりもっと自分を大事にしましょう。

 

日頃の頑張りをねぎらってやりましょう。

今日の一日をまた過ごせたこと。

仕事をしたこと。

誰かのためにしたこと。

 

一つ一つを褒めてやりましょう。

 

そうしたら。

ほら。

 

もうちょっと自分を好きになる。

 

 

 

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