誰にもしかるべき時が用意されている |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

このところ面談鑑定で、連続して次々に言われたことがあります。

 

「言われた通りになった」

 

要するに、以前に鑑定で申し上げていたことが実現した、ということです。

ご当人がそうなったこともあるし、お子さんに起きた場合もありますし、別な人に伝えていたことが実現し、その方から紹介されてきた、というような事例も。

 

あ、これ、別に自慢のために書いているのではありませんからね。

 

ホロスコープがまっとうに読めたら、当たり前にわかるようなことがいくつもあります。

たとえば、どんなに縁がないように見えていた人でも、

「この時期には婚期が来る」とか

「ここで恋愛しないはずがない」とか

「ここはうまくいきますよ」とか

そんなことを、かなり断定的に言及できる時期というのがあります。

 

むろん、それは100%ではないのですが、いくつかの条件をクリアしていたら、非常に高い確率でそれらは実現します(そういうときに、上記のような表現をとります=基本的には「絶対にできる」というような表現はしない)。

 

ホロスコープは嘘をつかないので、それらの運勢は何らかの形で必ずその人を訪れます。

 

違う表現をとることもあり得ます。

ほかの仕事や金銭的なラッキーになることもあるでしょう。

 

しかし、出会いがない、結婚したい、というような希望を持っておられる方がいて、この先に適切な運勢があれば、「違う表現」になるよりは、そのままの表現(恋愛や結婚)になる可能性が高いのは当たり前で。

 

以前、ホテル勤務時代に、ある方(Aさんとします)の運勢を見たことがありました。

そこそこいいお年になっていた女性で、

「もう、わたしゃ、結婚はないわあ。ないない」

と断言していたような人でした。

なんというのか、何事にもあけっぴろげな性格の女性で、あっけらかんとしていながら……それでいて、非常に責任感が強く……ちなみに酒豪の……そんな方でした。

結婚はないと言っていたことの大きな理由の一つに、卵巣にちょっと問題を抱えていたのです。

 

ところが、私はホロスコープを見て、彼女が40歳になる年からの3年ほどの間に、結婚する可能性が高いと事前に伝えていました。

これも上記のような、超高確率な時期で、

「Aさんの人生に、もし結婚とかいうことが起きるのであれば、このとき以外には考えられない。このときには、そんな縁があるよ」と。

 

その後、私はホテルの仕事から遠ざかった。

1年、2年が過ぎました。

 

ある日、まったくの偶然で、Aさんに町でばったり再会。

 

「ゼファーさ~ん! あたし、結婚したんよ~! ていうか、子供ができたから結婚した!」

「は??」

 

できちゃった婚になっていました。

予告した時期に。

 

卵巣に難があり、子供はハードルが高かった。

その上、すでに高齢出産の域に。

 

彼女にとっては、子供が難しい自分では相手に申し訳なく、結婚はできないと思っていたようですが、できてしまったので、そのハードルが除去されてしまったのですね。

 

それが予告していた時期でした。

(そのアスペクトは、結婚だけではなく、受胎や出産にも大きな影響を持つものだった)

 

このところ、次々にそんなご報告があったのも、そのようなケースが多かったのです。

まずないだろう、と思っていたら、本当になった、というパターンです。

 

 

ホロスコープは嘘をつきませんし、それは、人には「しかるべきとき」があるというのを教えてくれます。

「嘘をつかない」というのは、かならずそれが起きるという意味ではなく、そのアスペクトや意味ある状態が、何らかの形では表現されるということ。

 

それをどこまで大きくできるかとか、その中でよりよい人を選べるかとか、成功できるかとか、それは本人の生き方次第。

どんなによい運勢も、一年中、家に閉じこもっていたら起きることはたかがしれています。

閉じこもっていても、天使のような存在が出現して、そこから自分を引っ張り出してくれる……というような可能性も、まあ、ゼロではないですが……

当たり前に考えてもらったらわかりますが、そんな僥倖は宝くじに当たるような確率です。

 

確率を上げようと思ったら、外に出るべきですし、仕事もしてみるべきですし、自分の魅力をUPしたり、人に思いやりとか優しさを示した方がよい。

 

特別なことをしなくても、普通に生きていたら、だいたいここで述べているような高確率の時期には、なにがしかの縁は得られるものです。

 

 

この仕事をしていると、よく耳にするのですが。

「この人を逃したら、もう自分にはないんじゃないか」

という強迫観念や不安感で、結婚などを決めようとすることがあります。

 

実際、この縁の後がどうなのか、というのは、個別のチャートを拝見するしか判断のしようはありません。

 

「本当にこの人でよいのか?」というような不安を感じている場合は、ちゃんと読める人に相談なさるのもよいと思います(ちゃんと読めるかどうかの判断は、ご自分でしていただくしかありませんが)。

 

 

これは結婚に限りません。

 

鑑定をさせていただきながら、しばしば思うのは、

本当の意味でのよき時を待ちきれない方が多い

ということです。

 

人は望む結果を、すぐにほしがります。

これは、当たり前の感情で、致し方ない面もあります。

 

しかし、それは必ずしも「今」ではないことも多いのです(今でもあることもありますが)。

 

過去、私にご相談なさって、その時期を数年先だと指摘されてしまった方。

それは、そのときはご不満だったのかもしれませんが、結果的には「意味のある待機時間」だったはずなのです。

 

そして、本当によいご縁は、しかるべき時にこそ現れる。

人には、そのしかるべき時が用意されている。

きっと誰にも。

 

そう思います。

 

ちなみこのような報告が次々に舞い込むことにも、私のチャートにちゃんと答えがあります。

そういう時期なのですね。

 

やはり嘘をつきません。

 

 

 

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