大いなる婚姻の時は、日本を中心にやってきました。
これからの数年間に結合の種がまかれ、それはやがて世界に波及するだろう……と考えています。
それはもうずいぶん前から、じわじわと影響が現れてきており、多くの外国人の方々が日本を訪れるようになっているのも、その流れによるものです。
この重大な時期。
今年、そして来年と、キロンという小惑星が非常に際立った働きをします（実は彗星であるという説が有力です）。
キロン（ケイローン、カイロン）は天王星軌道の外側から土星軌道の内側にまで入り込む、特殊な軌道を持っています。
天王星以遠のトランスサタニアンは人の霊性にも深く関係し、土星以内の天体はこの物質世界との関連が強い。
この間を行き来するキロンは、人の意識を高次に引き上げる役割を持っていると考えられています。
このキロンが、今年の4月17日の17時10分頃、春分点を通過します。
それがどうしたの？ と思われるかもしれないのですが、3.11は天王星が春分点を通過する前日でした（天王星が春分点＝牡羊座0度になったのは、2011年3月12日9時50分頃）。
この前後が重要なのです。
ほかにもスローな天体が星座の境界線を超える前後というのは、目立った出来事、災害なども多いのですが、あらゆる星座の境界の中で、魚座と牡羊座の境界＝春分点というのには特別な意味があります。
この特別なポイントに天王星が重なったときに3.11があり、今回はキロンが来る。というようなことをお伝えすると、
何が起きるのか？
ということで不安に思われる方もいらっしゃると思います。
ちなみに前回1968年にキロンが春分点を通過した時（このときはまだキロンは未発見でしたが）、日向灘で津波を伴う地震が起きて、被害が出ています。
今年は地震や火山の懸念が強い年なので、そういった可能性も無視できないところなのですが、私の申し上げたいことの本質はちょっと違います。
前回通過時は、キロンはまだ人類に認識されていない状態でした。
しかし、今回は違う（キロンは1977年発見）。
このキロンは占星術的には、人の心の傷、トラウマのなどを表現しますが、一方で癒やしの星でもあり、医療や占星術にも深い関係があります。
傷と癒やし。
これは常に表裏一体になったものです。
傷つくことがなければ癒やされる必要もありません。
癒やしは傷があるからこそ求められる。
そしてそのキロンは、この現実世界で様々な出来事に遭遇し、閉ざされた意識の中で生きている私たちの意識を、高次に引っ張り上げる力を持っている。
これは人のカルマの浄化と癒やしこそが、結局は人の意識を高みへと押し上げるということなのです。
人類に認識されて以来初めて、キロンは春分点を今回通過します。
大いなる婚姻の時というのは、日本を中心としたチャート解読から出ている結論で、このキロンの動きとは同じものではありません。
しかし、私はこのキロンの春分点通過が、大いなる婚姻の時の本格的な始まりとリンクしていることに大きな意味を感じています。
今世界は分離の動きが強い。もともとバラバラなのがこの世です。
国もバラバラ。
人はバラバラ。
バラバラで他人だからこそ、人は苦しむ。
結合の力である大いなる婚姻の時が日本で発生し、同時にキロンはもっとも重要な春分点を通過する。
キロンは動きが遅く、巡行や逆行を繰り返すので、今年の9月26日には一度魚座にバックし、2019年2月18日に再び牡羊座にイングレス（侵入）します。
この動きを見ると、2018年と19年は「大いなる癒やしの年」ともなるはずなのです。
とくに今年は。
日本で生じた結合の運気、サイクルが、世界的にも波及する可能性の一端は、ここにあります。
なぜなら人と結びつくことこそが、結局、バラバラの個人を癒やすからです。
バラバラの世界がこの現実世界。
バラバラであるからこそ悲しい。
こういった体験をするために作られているのがこの世界。
しかし、この世界に生きながら高次の意識に上昇することもできる。
それは同時に幸せになる、ということでもある。
昇るためには、そのバラバラを超えなければいけないし、超えるためには癒やされねばならない。
間違いなく、世界の中で日本は特別な状態にあります。
この特別な時期を大切にしましょう。
私たちが魁（さきがけ）となるのです。
この一年を無駄にしてはなりません。
あなたがあなたらしく、
あなたが幸せを感じてこの世に在ること、
そこへ、誰もが大きく近づけるはずの年だからです。
ポチしてくださると、とても励みになります。（^人^）
↓
