ちょっと前に久しぶりにお会いした女性がいて、それで思い出すことがあり、書いてみます。
占星術では、当たり前に人の婚期を読み取ることができます。
これくらいのことができなかったらおかしいわけで。(笑)
できるのは、まあ、当たり前のはず。
婚期の特徴も、いろいろとあります。
これも占星術のことを多少なりともご存知の方はお分かりいただけるかとは思いますが、金星や木星の好アスペクトの時期は婚期となりえます。
(※ 他にもいろいろとあります)
なりえる、というところがポイントで。
愛情の星である金星、一般的に幸運の星とよばれる木星。
これらが好アスペクトの時期に、人生上にプラスに働くのは道理で、なにもないということのほうが珍しい。
ただ、人は良いことは忘れやすく、悪いことはよく覚えているので、その時期は良い時期であっても、過ぎ去れば「なにかあったっけ?」みたいな感じになることはあります。
そういうあいまいな部分はありますが、金星や木星の効果というのは注意深く観察していれば、かならず観測できます。
そして、そういう時期に結婚に至っている事例は多い。
結婚などあれば、それは喜ばしいことの記憶としてはっきり残ります。
昇進や昇給などもあれば、わりと覚えていますよね。
ただ、ほかの日常の喜ばしい出来事、人間関係の広がりであったり、新しい趣味を始めたとか、自分自身ではなくお身内に慶事があったとか、そういったことは忘れがちというか、認識されにくいこともあります。
星のアスペクトは正直者なので、何らかの形でその人に効果を及ぼしています。
ただそれをどう受け取るかが、本人次第なのですね。
その時にその星を自分自身の大きな喜びとできるかどうか。
どのような喜びにするか。
できたら、思いっきり自分のものとして使いたいところですよね。
時期がわかっていれば、その時に備えて準備もできます。
時期が至っていなければ、その前の時期に焦って動き回っても、いいご縁を得られず自信を失ってしまうだけかもしれません。
その一方、結婚というのは、良いアスペクトの時期だけに起きるものではありません。
じつは、結婚に関係しているけれど、この時期はまずいのではないか、というタイミングで結婚されている方もとても多い。
このケースでは、ほとんどの場合、あとでもめ事が起きています。
夫婦間、その家庭で。
結婚後になって、相手の隠されていた本性が出てきて、一緒にうまくやっていくのは難しい人物だったということがわかる…親御さんとの関係が悪化した…ある時期になって相手が浮気に走り、関係が壊れた…など。
結婚というのは、ソフトアスペクトだけで起きるものではありません。
ハードアスペクトですら、普通に起きます。
先日、再会した女性というのは、ハードアスペクトの時期に結婚を選んだ女性です。
むろんこのことは私も申し上げておりましたが、彼女は年齢のこともあり、強い意志で結婚を決めました。
そういった運勢であることを分かった上で、意志や理性の力で相手を選んだのです。
彼女は現在すでに一子を儲け、近いうちに住宅を手に入れ、何とか次のお子さんも得たいと願っております。
今のところ、重大な問題は発生していません。
彼女の今後は見守っていく必要はあります。
結婚時期にあったアスペクトの暗示がなんであったのか、またそれが効果を発揮する時期があるかもしれません。
その一方で、次のようなことも考えられます。
良いアスペクトを十分に自分で受け取れないという現実が起きえるわけですが。
その逆に、問題となるアスペクトも受け取らない、という選択もできる。
ということです。
人間の意識には非常に大きなパワーがあります。
強い意志。
実現しようとする意欲、信念。
こういったものは、じつは、常に星のアスペクトも変換し続けているのです。
その人なりに。
ここからも、星や神様があなたの運命を勝手に決めているのではない、ということが言えるのです。
意識の力は偉大です。
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