愛してしまう理由 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

恋に落ちるのはどういうことなのかの関連記事です。

それを読んでいただいていたほうが、理解してもらいやすいと思われます。

 

 

長年、相性などの鑑定をしてきていると、痛感することが多々あります。

たとえば男女の相性を見る時に、金星や火星の相互関係というのは外せません。

どちらも男女の愛情や性愛などに関係する星だからです。

 

多くの場合、この金星や火星のエレメントを問題にするというのは基本ルールとしてあるのですが、実際にはそんなことでは解決しない、説明できないことのほうが、ずっと多いのです。

 

たとえば私の金星は蠍座で水のエレメント、妻の金星は魚座で同じ水のエレメント。

これは当然、金星が管理する愛情の交流に関して良い配置です。

 

では、同じコンディションなら同様に愛情交流が成立するかというと、そうでもないのです。

金星が水のエレメント=蟹座・蠍座・魚座に存在する人は、確率的に全人類の4分の1が存在しているはずです。単純に申し上げて。

 

つまり私が出会う女性の4分の1は、水のエレメント金星のはず。

こういう人すべてに私が惹かれるかというと、もちろんそんなことはないのです。

 

金星同士の相性の良さは、数ある相性分析の、ほんのごく一部にすぎません。

他にも数多くの情報を積み上げないと、この判断は難しいし、この程度の要因で人が劇的に相手に惹かれたり、恋い焦がれるというようなことはないのです(その要素の一部になることはあっても)。

 

 

もちろんこの金星が、ものすごくものをいう場合もあります。

 

ただ、違った星がものすごくものをいう場合も多い。

 

いったい、自分のホロスコープ上の、どんな部分にセンサーがあり、そういう人物像に惹きつけられるのか???

 

 

これは、ホロスコープ解読に熟練してくると、やはりこうではないかと読み取れるようになってきます。

 

いくつものパターンがあるので、ここでそれを全部、解説することはできませんし、そんなことをペラペラしゃべったら、ネット講座の生徒さんに申し訳ないことになります。(^_^;)

 

ただ、一般的な傾向として、その人に絶対的な影響力を持つ星があるかないかということは重要。

またどのような対人運を持っているかというのも重要。

 

 

私はよく鑑定で

「ホロスコープを見ていると、人間も機械みたいだなと思うことがあります。このスイッチが押されたら、たちまち恋愛モードになるとか」

というようなことを申し上げます。

 

スイッチというのは何かのアスペクトです。

 

「それくらい、アスペクトの効力というのは正確です。金星と火星がアスペクトしたら、恋愛モードになるみたいな」

 

かならずそうなるわけではなく、そのアスペクトの振り幅の中で違った表現をされることはありますが、熱烈な恋愛状態にある人が、それを物語る何もないというのは、ほぼあり得ません。

 

それくらい、人は星の影響を受けている…あるいは、自分がそうなことを星が示しているものです。

 

そのような「時期」も重要。

 

いろいろな要因が、人を恋に落としているし、誰かを愛させてしまう。

 

でも、それは外側にある理由ではない。

一見そのように見えることもある。

 

けれど、本当は、すべて

 

その人の中に理由がある。

 

あなたの中にある理由が、形をとって現われる。

 

それが今きっと、

 

あなたの隣にいる人なのです。

 

 

 

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