誰も切り離されていない |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

ある会社が倒産しました――。

 

たとえばのお話です。

 

その会社の従業員には、たいてい迷惑な出来事を表示するアスペクトがその時にあります。

勤めている会社が倒産して、失職。

新たに仕事を探さなければならない状況なのに、その人のチャートに何も出ていないということは、まずありえません。

なかった、という事例には、少なくとも私は一度もお目にかかったことがありません。

 

倒産まで行かなくても、組織的に非常に大きな大改変が起きる。

このような時にも、従業員たちに何も出ていないことは、あまりない。

このレベルになると、出ないこともゼロとは申しませんが、もし出ている率が低い場合、その改変の影響が極めて少ない立場にあるとか。

 

このような大きなうねりが予測されるとき。

 

その会社の経営者。

あるいはその会社自体のチャート。

 

これらにも何らかの暗示は出ているものです。

むしろ従業員よりも鮮明に出ているのが普通ですが。

 

驚くべきことに、それぞれ立場の違いこそあれ、まったく同じ星のアスペクトが関係しているのが見えるとか、内容的にはほとんど同じことを言っていないか?というようなものが確認できることが多い。

 

たとえば私は、以前にお世話になっていたホテルの従業員や関係者のチャートを多く持っていましたが、そのホテルに大きな変事が起きる時には、誰もがそれを思わせる暗示が出ていました。

 

出ていない人は、その変事が起きる前にはホテルを去っていました。

 

このようなより大きな集合体の出来事も、個人にも出ているものです。

 

これをどこまで適応できるのかは研究途上です。

 

たとえば日本に大きな出来事が起きる時、個人個人にも皆、それがすべて出ているか?

というと、それは最大公約数の中にしかないのかもしれません。

たとえな1万人が対象になる出来事があるとして、その中の何割かはその暗示はないのかもしれません。ほかの多数の持つベクトルが、その出来事を引き寄せるのか……

 

そこまでの統計的なデータは、さすがに集められていません。

 

 

しかし、東日本大震災のような大きな災害がもたらすものは、ホロスコープに出ていた人も多かったようです。

どの程度その震災に衝撃を受けるか、あるいはかかわるかによっても違ってはいますが。

あの3.11の前、私は2011年12年あたりの運勢が、非常に大きな節目になっていたり、変事を暗示するものになっていたりする個人のチャートを数多く見ました。

 

マクロのものは、ミクロにも反映されている。

少なくとも、その傾向はあるようです。

 

 

それは。

 

宇宙と私たちはつながっている。

 

そのような確信をさせてくれる秘儀を垣間見させてくれるのです。

 

それは、逆に言えば、私たちは誰も

 

この宇宙や世界と切り離されていないということでもあるのかもしれません。

 

 

 

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