2015年の予測4 東アジア |  ZEPHYR

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今日は2015年の東アジア、中国、韓国、北朝鮮などについて触れておこうかと思います。

いずれの国も日本との間に抱えている問題が根深く、大きくなっています。

これはチャート上の観測に過ぎませんし、研究の一環です。個人的な感情、思想などによる偏ったご意見はお控えくださいますよう、お願い申し上げます。


★中国
一言でいうと、良い状態ではない。むしろ分裂的な運気。
中国は今、政府指導部、経済に非常に強い冥王星の力が働いている。根本的に変わる動きだが、強権的性質も強化される。

ここのところずっと中国政府発信の情報は、操作されたもの、歪められたものが多くなる傾向にあるが、これはまだまだ続く。
中国の体制を考えたら当然といえば当然。が、インターネットなどへ規制、民衆の言論的な弾圧、規制などが一層強化される年となる。

諸外国との対立は、まだ緩和されない。南シナ海、東シナ海の領有権問題、また領土領海だけの問題ではなく、対立姿勢を深める国が出てくると思われる。
一方で相手との調整、折衝などを行う動きもあるが、水面下的。

軍事力を誇示するアクションがあると思われる。
現実の戦乱生むわけではないと思われる。

中国経済は停滞というよりも下降気味。
土地・不動産の問題がクローズアップされる。

大きな水害が考えられる。これが農業などの食糧生産に大きな打撃を与えるかも。

内紛が起きやすい。
民衆が全体にまとまらず、ざわつく気配。

また指導部もどうやらかなり根深い対立、あるいは分裂を生む。有力者同士での譲歩や話し合いが必要になるが、それがうまくできない可能性がある。

強権的な独裁体制がさらに進むことが、確定的に思われる。


※ 私は中国の内部事情に詳しくありませんが、習近平氏と根深い対立をする有力者がいて、これが反習近平体制的な方向へ。政府に亀裂的なものが生じる可能性が。ただ、これらは暗闘的なもので、内実が露骨に知らされることはないのではないか。
 この部分だけは個人的な意見として発信しておきますが、私は中国とは適度な距離を置いた外交、経済の関わりをしておいたほうが良いと考えています。そのほうが安全なのです。


★韓国
大きな海難事故により修学旅行生らの多数の犠牲者を2014年に出した韓国だが、2015年も海難事故には十分な注意と警戒が必要。
事故が起きても救助される?

経済的には停滞、我慢の時と思われる。
国民の所得が全体的に低下しやすい。

14年も同様だったが、情報やマスコミに関する問題のある運気が強い。
情報伝達によるミス。意図的な誤報。嘘や詐欺といった事件が増える。マスコミへの圧力もこの運気の内。
性や暴力に関して重大な事件や報道があるかも。
全体的に韓国全体のイメージは落としやすい。

交通機関の混乱も生じやすい。
また大規模な火災や爆発、あるいは地盤や建設工事にかかわる問題。
北朝鮮原因であれば、核に脅かされるということ、また海上での騒動、もめ事も。

やや苦しい時ではあるが、かなり天啓的な大きなしるしとなる出来事が起きるかもしれない。
それが何ということは言及しにくい。
それによって自信を失う事態が発生するかもしれないが、周囲とのコミュニケーションを正常化する努力をすれば立ち直れる。

また新しいものを見つける人が増える。
韓国にとっては耐えて、そして転換点になりうるかもしれない年となる。


北朝鮮
日本との関連では、拉致問題が真っ先に取り上げられる北朝鮮。
2015年、これが解決するようには思えない。

非常に多様な問題を抱えていて、すでに言われているような諸問題はすべてあると思われる。
特に国民の生活が非常にひっ迫しやすい年。
農業など生産物も、気象的な問題が生じて危機があるように思われる。
北朝鮮が発展しているように報じられるのは、やはりピョンヤンなどの主要な表向きの都市部だけではないのか。

今後の数年間、北朝鮮では火星の影響力が強まり、これは16年17年に強く働くが、15年はその前章部分。
火星の暴走的な運勢なので、長期的に見た場合、この期間に必ず軍事行動か、それに近い威圧・示威行動があると思われる。

鉄道、あるいは海上での事故。
または海上での紛争的なもの。

悪しきカルマのツケが噴出するような運気で、この国の2015年は相当に難しいものと思われる。



次回はアメリカに関する予測を書こうと思っております。

今回東アジアに関する記事を書いていて、少しげんなりしてしまった……。

このアジア三国の状態は、あまりよろしくない。

これは以前に触れたことのある天王星と冥王星がスクエアになる時代の特徴の一部として、アジアにおいても国家間で難しい問題が生じたり、特定の国に試練が起きているというものなので、2008年のこのアスペクト発生以来は、ある程度はやむを得ないものだろうは思います。

ここが日本も、世界も踏ん張りどころなのだと考えています。

そして、私は日本の未来には明るいものを見ています。

この件に関しては、来年の予測記事を終え、またいずれ適切なタイミングで記事を書こうと思っています。



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