というのは、政権の今後というのは、当然ですが、日本の今後にものすごく関わっているわけで。
ただ、この種の記事はデリケートなものです。
世の中には色々な考えをお持ちの方がいらっしゃいますので、先に一つ、明示しておきたいことがあります。これは、そのうち、どこかで書いておいたほうが良いかな、と思っていたことでもあるのですが。
それは……
もしかしたらこのブログの読者の方の中には、私が「反保守的で、自虐史観の持ち主だ」というふうに誤解されている方もいらっしゃるかもしれません。
以前、私が戦争の悲惨さを伝えるある小説を、このブログで書評紹介したときにも、「不愉快だ」「自虐史観はいい加減にしてほしい」などというご意見がひそかに寄せられました。
ところが、その書評の中で、私は世間・マスコミで言われているような出来事(中国や韓国でよく話題にされる日本の過去の悪事)についてはいっさい触れていません。
取り上げたのはその限りなくリアルな小説(ある家族の実話をもとにしたもの)と、私自身が同じ集落の中にいた老人から聞いた従軍体験の実話だけです。
ただその実録小説といっていい物語を読めば、戦争を引き起こしたらどのようなことが起きるのか、過去現実にどんなことが起きたのか、本当によくわかる。
だから、政治家は全員この小説を読むべきだと発信したのです。
今も同じような状況は、地球上で発生し続けている。
どのような政策を決定し、どのような方向に国のかじ取りをするにしても、こういった現実を知らずして、決めてほしくない。
そういう想いで書評を上げたにすぎません。
ところがある種の方々の眼には、私の書評が自虐史観によるものだと映ったようです。よく読んでもらったら、そんなことはどこにも書いていないのですが……
以前、このブログにも書いたことがあるのですが、私のひとつ前の過去世は、(江戸初期)幕府によって弾圧されて流刑された物書きでした。
そのせいなのか、私の気質の中には国家とかいうものへの根深い不信がありました。
これは実に、高校生くらいの若いころからあり、まだプロの書き手にもなっていないうちから、「おかしなものを書いたらヤラれるかも」というような予感を持っていました。
この感覚の出所となる体験は、今回の人生にはないので、たぶん前世体験の影を引きずっていたものと思われます。
今はこのような言われない感覚にふりまわされることもありません。
だから、自分の書きたいものを書ける時代に生まれたのでしょうしね。
まあ、これは余談的なものです。
ご理解いただきたいのは、私はいわゆる自虐史観の持ち主ではない。
といって、過去の戦争の過ちを反省しないという立場でも、当然ない。
ということです。
私は歴史というのは、もうちょっと大きな視野で見るべきと考えています。
アフリカやアジアや太平洋の島々を植民地化し、自分たちの利益源にしようとしたのは、欧米ですし(そもそもアメリカ大陸もそうですが)。
どこからどこまでの行為が、国際的な責任を負って、「ごめんなさい」を言わなければならない行いなのか、時系列的な線引きがあるようです。
つまり、ある時代以前の問題については、取り上げて善悪や責任を論じないようにしよう、ということですね。
そのような雰囲気や仕組みをだれが作ったのか。
こういったことも、本当は考えるべきです。
とりあえず前置きとして理解していただきたいのは、この種の記事を占星術に基づいて書くとしても、私は国民を何らかの方向へ誘導しようという意図はありませんし、政治的にはニュートラルな立場を維持して書こうとしている、ということです。
もし自分が懸念を抱くこと、不安を感じることなどがその時の政策にあれば、そのときはそのようにはっきりと書きますし。
この記事に関しては、完全にニュートラルということです。
そうは言っても、こういう多くの人が見るブログで書けば、影響になるのでは? というご意見もあろうと思いますが、そこまで制限をかけられるのであれば、もはやこの国は言論の自由もないのでは…ということになります。
どうか寛容の精神を持って、お読みください。
というところで、まず衆院選を振り返る作業なのですが。
11/22 12星座の新月メッセージの中で
日本の衆院選は、かなり保守的な傾向が強く出てくるが、現与党側は議席を減らす? 保守的な状態なので、大きく体制が変わることはない思われる。
と、触れましたが、結果的にはこの予測にほとんど合致する結果となりました。
自民党は4議席を減らし、しかし、自公の与党全体としては三分の二を上回るという、要するに大きく変わることのない結果だったわけです。
ただ、私はもう少しだけ与党全体で議席は減るのでは…と読んでいました。クエスチョンマーク入りでUPしていたのは、もう少し他の出方もあるかもしれないという懸念があったからなのですが。
「他の出方」とはなんなのか、というと、これは土星に関する解釈です。
土星が減少ということを暗示するのですが、これを私は与党側に発生すると見ていたのですが、これは私の考えが少し足りませんでした。
これは投票率の減少という形で出てしまったのです。
こうなると、与党側が有利なのは当たり前で、この土星の効果は、もしかすると北日本、日本海側の大雪による足止めによる投票率の低下にも関係しているかもしれません。
これが衆院選に関する予測の反省です。
今後の安倍政権ですが、安倍晋三さんは出生時間までわかっています(その情報を信じるという前提です。確証があるわけではありません)。
安倍さんて、世間で言われているような側面も、やはり秘めていらっしゃるだろうなと思います。
独裁者というのは現代の日本ではありえませんが、そういった資質は持っていると思われます。
独裁というのは悪いイメージが強いですが、カリスマ性とか強いリーダー・シップとか、そういったものも、当然持っているわけです。
安倍さんはここに至るまでの初期、とくに2012~3年あたりでは、非常に危険な火種を持っていました(運勢的なものです)。
ただ、安倍さんはかなりツイている状態もあり、2013年頃までこの加護もあって、致命的な問題に発展せずにここに至りました。
これは昨年にも触れたことがあり、それは実現してきたのですが、安倍さんには現在、非常に強く働きかけている星があります。
それは突発的なアクションも引き起こすものなので、今回の衆院選はまさにそれでしたが。
今後、やや神経質な顔が見えてくるかもしれません。尖った状態ですね。
そして、「変えてやろう」ということを強く打ち出してくるというのが、一つの解読として言えます。
またほかにもある重要なポイントでの解釈で、安倍さん自身の理想を強く推進、完成させるというのが見えます。
これがなんであるのかは、国民の皆さんは周知のことと思います。
完成させるかどうかはともかく、実現させようとするのは、明らかなのではないかと思います。
出生図の解読。
そして今から未来への運勢。
この二つをそろえてみると、安倍晋三さんは自分の理想を実現させるため、現状を変えようとする、というのは読み取れます。
これは2015年、あるいは16年にかけての動きかと思われます。
すでに申し上げたように、この記事は安倍さんの是非を論じるものではなく、チャートから「単にそうなるだろう」という観測を述べているにすぎません。
ここに私個人の意図はないとお考えください。
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