ひなあられを観劇 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

演劇工舎「ゆめ」による「ひなあられ」を観に行ってまいりました。

娘(私の)だけではなく、ミュージカルで振付からお芝居の隅々にまで尽力してくださったTさんが出演しているほか、ミュージカルに参加してくださった方々が何人か関係していることもあり、天神山プラザに向かうと……

ミュージカルに出演していた面々が次々と……

まるで同窓会みたいに。


お芝居はとある喫茶店が舞台。

この喫茶店が、なんと舞台上に、まるでTVドラマかというくらい、丁寧に作り込まれたセットで再現されていました。
「ゆめ」は舞台装置が結構手が込んでいることが多いのですが、今回のは象徴空間としての喫茶店ではなく、喫茶店そのものでした。
(よくここまで作るな~)

お話はその雛人形が飾られている喫茶店に集う人々の人間模様。

しかも十人の女性の人間模様。

お芝居もオール女性。

結婚ということがやはり中心にある物語で、全体にコミカルなものです。

笑わせてもらいましたし、最後はちょっとほろっと……

斜め前に座っていた男性が、やたらと受けていましたね~。

そういえば、TVのコントなどではクスリともしないうちの奥さんが、声を押し殺して笑っていたそうな。

これは珍しい。


そうそう、Tさんのお芝居はいろいろと見てきましたが、この人はやっぱりうまいな、と感じました。
どんな役でも、血肉が通った演技を見せてくれます。

うちの娘はこれまでにはない役を演じて、少し演技の幅が広がったように感じました。


結婚ということがやはり物語の中心にあり、笑いの背後に悲哀もあり。

いろいろな女性たちの人生が舞台上に浮き彫りになるのは、女優さんたちの個性がどれも立っているからでしょうね。

お芝居というのは本当に面白いものです。

同じ脚本でも演じる人で変わる。


あらすじは決まっているけれど、自分次第で変わる。

まるでなにかみたいですね。




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