親父、ありがとう |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

倉敷の女児不明事件。

とにもかくにも女の子が見つかり、ほっとしています。

この数日、幾度かカードに問いかけ、易占もやってみました。いずれも彼女は生きているという結論で、易占などは地雷復で、まさにこれは「戻って来る」卦でした。

母親が記憶していた車のナンバーが、容疑者の所在を探し出す決め手になったようでしたが、やはり不審な人物や車に関する情報は、ちゃんと記憶にとどめていたり、メモに残しておくようにしないといけませんね。
このお母さんは、すごく防犯意識というのか、高い女性ですね。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


ほっとしたところで
(*゚.゚)ゞ

ちょっと反省することがありました。
話は全然違うのですが。

昨日はいろいろとあった日なのですが、近所のお年寄りが、我が家のすぐ下の道路わきの側溝が詰まっていて、流した水が道路に流れ出していると言ってきたのです。

道路は車一台分がやっとで、すぐそばまで竹林が迫っている。

見ると、どうやら竹林から伸びた根が、側溝の中に入り込んで、中が土や汚泥で詰まっているみたいなのですね。

都会で暮らしている方はご存じないかもしれませんが。

竹の根っこって、ものすごくしぶとくて強くて、厄介な代物なんです。

放置しておくと、家の敷地であろうとどこであろうと、どんどん根を張り、勢力を拡大してきます。

しかもその根っこは地表に近いあたりを縦横に這い、これがものすごく堅くて、手で引っ張って抜けるとか、簡単に切れるような代物ではないんです。


とにかく、側溝の掃除をしなければならなくなったのですが、道路の側溝のふたをしているコンクリートを外さないとできず、とても一人でできるような作業ではなく……

近所の兄やおじさん、それに我が家の長男にも手伝ってもらいました。

土がかぶり、根が邪魔をしているコンクリートの蓋を開ける作業は、とてつもなく大変で、いちいちクワやノコギリでそれらを排除しなければ、動かすこともできません。

一つ外してはその下をシャベルで、詰まっている土や汚泥を除去し。

その繰り返しです。


この季節にする作業としては、ひじょーに過酷です。

「このままじゃ、みんな、脱水症状で、熱中症になるかも」と危機感も生じ、自宅にいる娘に水やお茶を持ってこさせたりしました。


結局、作業は四人がかりで夕方には決着を見たのですが、作業中、私はコンクリートの蓋を膝にぶつけ、今ちょっと階段の上り下りとか、しゃがんだりするのがきつい状態です。

膝の皿にコンクリートが直撃したのでドンッショック!


すべての作業を終えたときには、もうへとへとでした。

しかし……

じつはもうかなり前の話になるのですが、この作業を亡き父は一人でやったそうなのです。

母からそれを聞かされ、「ええ!? これを一人で!?」と、少なからず、ショックを受けました。

私がホテルにがんがんフルタイムで入っていたころの話なので、5~6年か、もっと前かもしれませんが。


父の晩年には、そりゃあ、苦労は掛けられました。

アルコール中毒。そして末期の肝硬変。
度重なる入院。

家族のことなどろくに考えもせず、迷惑もかけ放題でした。

そんな人でしたが、私は怨む気持ちなどまったくありません。

ですが、一方で、息子としてはここまで面倒みてきたんだからという、やや傲慢な思いも、どこかにあったように思います。

つまり父への感謝は、本当はもっとあってよかった。


今回のような作業に限らず、父は家の周辺の草刈りとか、そんなことはよくしてくれていました。
最近そういう作業を、私が引き継いでやっているのですが、そんな日常の中で「親父って、やっぱいいところもあったよな」とか「家族のためにしてくれていたことだってあったよな」とか、思いをあらたにしていたりします。

それをさらに痛感した日でした。


親父、ありがとう。

とりあえず、しっかりと成仏して、よいところで過ごしていてください。




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