太陽の道筋 シンプルな道筋 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

経験が増してくれば来るほど。

知識が増えれてくれば来るほど。

当然ですが、物事の深いところが読み取れたり、問題の根を探り当てたり、今後の指針を見つけ出せたりします。

しかし、情報が増えた分だけ、負担も増してきます。

プロの将棋の棋士たちが、ものすごく先の手まで読んだりするのと同じで、そのシュミレーションがあまりにも繰り返されると、ただの林に入っているだけだったはずなのに、いつの間にか深い森に進んでしまっていて、どっちへ進めばよいのか、わかりにくくなってしまうことがあります。

でも、心配はいりません。

どんな深い森だとしても、やっぱり日差しは届きます。

太陽が昇る方向はわかりますし、沈む方向も同じ。

これと同じです。



応用問題ばかりやっていると、ふいに基礎的な演習に遭遇すると、戸惑ってしまうことって、ありませんか。

掛け算や割り算ばかりやっていて、頭がそれに慣れてしまうと、大本になっている単純な加減算を忘れがちになってしまいます。

単純な式を、あえて高等な式で解こうとするあまり、かえってわけがわからなくなってしまいます。


人の心も同じかもしれません。

あまりにも深読みしてしまうと、それは樹海にコンパスもなしに入るのと同じになってしまいます。

運勢を読み解くのも同じ。

さまざまなアプローチがあるし、さまざまな解釈もできる。

その一つ一つにこだわりすぎると、太陽の昇ってくる場所という、単純なものさえ見失ってしまうことがあります。

太陽の道筋。

黄道。

いつもそこへ戻りましょう。

私たちはこの太陽系に生きていて、地球から太陽の道筋を見ている。

だからいつもそこへ戻ればいい。

それだけのこと。


シンプルに。

シンプルに物事を見つめてみましょう。




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