知識が増えれてくれば来るほど。
当然ですが、物事の深いところが読み取れたり、問題の根を探り当てたり、今後の指針を見つけ出せたりします。
しかし、情報が増えた分だけ、負担も増してきます。
プロの将棋の棋士たちが、ものすごく先の手まで読んだりするのと同じで、そのシュミレーションがあまりにも繰り返されると、ただの林に入っているだけだったはずなのに、いつの間にか深い森に進んでしまっていて、どっちへ進めばよいのか、わかりにくくなってしまうことがあります。
でも、心配はいりません。
どんな深い森だとしても、やっぱり日差しは届きます。
太陽が昇る方向はわかりますし、沈む方向も同じ。
これと同じです。
応用問題ばかりやっていると、ふいに基礎的な演習に遭遇すると、戸惑ってしまうことって、ありませんか。
掛け算や割り算ばかりやっていて、頭がそれに慣れてしまうと、大本になっている単純な加減算を忘れがちになってしまいます。
単純な式を、あえて高等な式で解こうとするあまり、かえってわけがわからなくなってしまいます。
人の心も同じかもしれません。
あまりにも深読みしてしまうと、それは樹海にコンパスもなしに入るのと同じになってしまいます。
運勢を読み解くのも同じ。
さまざまなアプローチがあるし、さまざまな解釈もできる。
その一つ一つにこだわりすぎると、太陽の昇ってくる場所という、単純なものさえ見失ってしまうことがあります。
太陽の道筋。
黄道。
いつもそこへ戻りましょう。
私たちはこの太陽系に生きていて、地球から太陽の道筋を見ている。
だからいつもそこへ戻ればいい。
それだけのこと。
シンプルに。
シンプルに物事を見つめてみましょう。
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