この厳しい時を乗り切るため 1  |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

以前にお伝えしていた6月の厳しい時期が差し迫ってきましたし、すでにハードアスペクトの効果はあちこちで形になっているように思えます。

この根本的なベースにあるのは、やはり天王星と冥王星のスクエアなのですが……

以前、リーマンショック後の大不況時に、日本の景気回復についての予測記事を書いたことがあります。
それはおおむね的中していて、現在は皆さん、ご周知の状態です。

その予測記事を書いたころ、「天王星と冥王星のスクエアなども今後強くなるが、それでも日本経済の復調はあるのか」と問われたことがあります。

私は「あると思う」と答えたのですが、やはりこの天王星と冥王星のスクエアについては、ずっと長いこと気になっていました。

経済が回復傾向を見せることだけでは、やはり済まない。

別な形で、様々なことは起きるのではないか。


私は現在のウクライナ・クリミア情勢や、アジアで起きている恫喝的な支配拡大行為なども、これが絡んでいると見ています。

しかし、国家だけではなく、個人にも多かれ少なかれ、この長く続くハードアスペクトの効力は出てくる。

通常、10天体を使用する占星術の世界において、もっとも深い影響力を持つのはトランスサタニアンで、天王星、海王星、冥王星の三つです。

近年では、これ以外にエリスやペルセポネーを注視する必要も出てきましたが、とりあえずこの三つだとした場合。

冥王星と海王星は、見た目の運動速度が遅いため、ハードアスペクトを取ることは、もっともっと先です。21世紀も半ば以降くらいです。

つまり順列から言って、今起きている冥王星と天王星のスクエアというのは、私たちが体験できるものとしては「最強のもの」と言えそうです。

10天体が構成しえるものとしても、上から二番目の強さ。

これで何も起きないわけはない。

この冥王星と天王星スクエアは、2008年ごろから発生し始め、じわじわと強くなってきました。

非常に強くなったのは2010年あたりから。

ここ数年は誤差のあまりない状態で、常に結びつき続けてきましたが、2010年と11年はこれに土星が参加してTスクエア配置になることがありました。
昨年の7月以降、木星が同様にTスクエア配置に。
木星も今は離れていっていますが。


個人生活の中でも、影響を受ける人は多く、おそらくこの傾向は2018年いっぱいくらいまでは続くのではないかと見られます。

とくにこの二年程を乗り切れば、峠は越えるのかな、と。


そこで、このところこれについて考えてきたことを、次回、それからもう一回くらい、書き留めておこうと思います。

ご期待ください。





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