自分がAという物事を考えていたら、実際にそのAという物事をやっている人が目の前に現れるとか。
ずっと連絡のなかったような友人のことを考えていたら、その友人から突然に電話が入るとか。
こういった現象をシンクロニシティといいます。
日本語では、「共時性」などと訳されています。
物質的なものの見方だと、これはただの偶然の一致でしかないのですが。
しかし、時折、自分の何かを示唆するように、それが生じることもあります。
もう何年も前の話になりますが、京都でミステリー・イベントの仕事をすることになったことがあります。
京都の南の地区と、あと丹波と丹後を舞台にしたミステリーを創作してほしいという依頼だったのですが。
じつはその少し前に、私は本屋で丹波や丹後地方の神話や伝説を扱った古代史関連の書物を何冊も購入し、夢中になって読んでいました。
「丹波と丹後なんです」と言われて。
「はあ、それ、今まさに勉強した場所です」
担当者はいろいろと資料を用意してくださったのですが、伝承的なものに関しては、すでに私のほうが詳しかったり

おかげで私のほうからも、行きたい場所を指定したりして、その結果、大江山近くにある元伊勢を初めて訪問する体験をしました。
これなどは非常に目立った例なのですが、私たちの日常の中でもシンクロニシティは頻繁に起きます。
そしてどうも、このシンクロニシティはリラックスして、精神にもゆとりがある時に生じやすいようです。
楽天的なほうが良い。
このところ目立っているのは、同種の鑑定が意味もなく続く、という現象です。
自分自身の鑑定でも「あれ、こんなホロスコープだったよなあ、前の人も」と思うようなことがよくあります。
同じ特徴を持つ人が連続して何人か来るというのは、確率的に考えたら非常に低い話です。
自分だけではなく、講座の生徒さんから持ち込まれた相談が、今自分がやっているものと、ほとんど同じような特徴を持っているとか。
シンクロニシティが起きているときは、何かいいような導きを受けている状態だという、スピリチュアルな方のご意見もあります。
実際、そうなのだと思います。
この種の現象で物質的な観点では説明できず、目には見えぬ何かの作用がない限り、そうそう連鎖するものではありません。
不思議な偶然の一致を見つけたら、ちょっと立ち止まってみてください。
そしてそれが意味するものがなんなのか、自分に問いかけてみてください。
はっきりとした答えはなくてもOKです。
自分の進む道を信じて、そのOKサインなんだと思ってもいいでしょう。
偶然に見せかけた何かが、あなたに送っているサインですから。
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