あきらめちゃダメ! と葛西選手を見て思う |  ZEPHYR

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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

連日、オリンピック関連のニュースが飛び交っておりますね~。

その中でもとびきりうれしかったのは、やはり葛西選手の個人ラージヒルでの銀メダル獲得でしょう。

41歳……ていうか、今年の6月には42歳になられる葛西選手。

私たちのようにもうひと年いった人間には、すごく明るいニュースですし、勇気づけられます。

なにせ、スポーツの世界ですから!

水島新司の「あぶさん」みたいに現役を長く続けられたらいいけれど(これは野球漫画)、本当に肉体のピークを過ぎて、なお第一線で戦える状態を維持するのは、大変なご苦労があると思います。

まして、葛西選手は1993年には妹さんが再生不良性貧血という難病を患い、1997年にはお母様を火災で亡くされています(放火という許しがたい原因)。

これまでも悲運な選手として、怪我など様々な逆境の中で戦ってこられました。


実際、葛西選手のホロスコープをざっと拝見しただけでも、このようなスポーツを行うには、相当なハンデがあるということがわかります。
ハンデというのは、あくまでもホロスコープ上のものです。

今年も到底万全とは言えない…というか、普通の人間なら、これでコケてしまいそうな状態です。

それでもこの結果が残せるのだということに、私たちは深い感動を覚えます。

運命が人を制御するのではない。

やはり運命は人が作るのだと、私たちに教えてくれます。


たぶん普通に考えたら出てこない、すごく良いアスペクトも今はあると思われるのですが、これを本当に行かせるかどうかは、本人次第。

逆境をはねかえし、自分の力にしていく勇気。

見えざる多くの努力と、新しいことにチャレンジし続ける意志。


葛西さん、ありがとう。
これからも応援します。