親が教えてくれたこと |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

ひさびさに。

風邪を引いてしまった(ノ_-。)


ここ2~3年は風邪とは縁がなかったような気がします。

インフルエンザもほとんどかかったことがなく、何年か前に一度だけ。

だけど、過去の十数年間、大体毎年のように、風邪は一度か二度は引いていました。


え、どういうこと?

風邪引きやすいのか? それとも引きにくいのか?

と思われるでしょう。


私も実は、ずっと自分は風邪にかかりやすいほうだと思っていました。

でも、もしかするとそうではなかったのかもしれない。

もしかすると、職場環境のせいだったかも……


以前は、受動喫煙が非常に多かったのです。

私はたばこは吸わないですが、喫煙者そのものを嫌悪するとかいう感情もありません。

しかし、以前は仕事内容そのものが、喫煙しているお客さんの中で仕事をせざるをえなかったり、またこっちのほうがよほどひどかったのですが、同じ従業員の喫煙の煙幕にやられていました。

かつて、休憩室でうたたねをしていたら、いつの間にかまわり中で喫煙が行われ、スモークでも炊いているのか、ここは焼肉屋でホルモンでも焼いているのか、というような景色に変わっていたことがあります。

咳き込んで苦しくなって、目が覚めたら、風景が白いのです。

そのあと、何週間も治らない風邪と喉に悩まされました。

わりとこのような状況が改善されないまま、長い間過ごしてしまいました。

しかし、そこから離れられたので、今は風邪を引きにくくなっているのではないかと思えます。

今回の風邪っ引きは、ほら、先日の雪の除雪作業……これがあると思われます。

まあ、たいしたことはありません。
もう、大丈夫。


どんな職場でも、「体調管理には自分で気を付けなさい」みたいなことは言われます。
が、当時は職場全体が体調悪化を助長している状況の中で
「そんなこと言われても……」
というのが、本音であったりしました。

今でこそ、愛煙者の方は隅のほうへ追いやられています。

むしろそちらのほうにご不満がたまっているかもしれない。

マナーを守って自分が喫煙されるのには、何の問題もありません。

しかし、先日は前を走っている車が、外に灰を落としながら走っていて、その火の粉が飛んで来たり。
煙草を投げ捨てたり。

大学でも見ますが、歩きながら煙草を吸っている学生。

よく通る幹線道路の中央分離帯には、空き缶などだけではなく、たばこの吸い殻やパッケージも、よく捨てられています。

自分が好きなことをするのはよい。
人様の迷惑にならないのなら、なんでも自分の好きなことをやればいい。

これは私の親が、私に教えてくれた教育でした。

これは、私の心にちゃんと残っています。