今さら?
みたいな感じなのですが、昨年の12月に私たちは銀婚式を迎えました。
この結婚記念日時期には、フレンチ食べに行ったりとか、ちょっとした旅行をしたりとか、なにかできる範疇でのことはしてきたのですが、なんといっても銀婚式ですから。
四半世紀ですから(笑)。
普段したことのないことをしよう。
行ったことのないところに行ってみよう、ということになり、私はともかく奥さんが初めてという土地、静岡・箱根などへ行ってみようということになりました。
どうしようかと悩んだのですが、現地での利便性を優先して、二人で交代で車の運転をして行こうということになりました。
主に富士宮、箱根、熱海なんですが、まずは静岡市内で、由井正雪の墓跡を訪ねました。
由井正雪は江戸初期の人物で、慶安の変という幕府転覆の計画を立てた謀反人なのですが。
以前に私の前世をリーディングしてくれた霊能者によると、ほぼ同時代の人物ということで、以前から関心を持っていました。
私の前世はやはり幕府の弾圧を受け、隠岐の島に流刑されたということらしいので、いわば反体制側仲間?(笑)。
といっても、私のほうは大それたことをしたわけではなく、ただ書いたものが取り締まられたということらしいのですが。
まあ、墓を見たからって、なんてことはないんですが(爆)。
街中の三角州みたいな公園の中に、ぽつんと建てられていました。
順番としては、この墓の前に、ある方とお会いする機会がありました。
静岡には第一期の占星術講座の生徒さんが一人いらっしゃり、Mさんというのですが。
Mさんはもともとうちの奥さんのファンなんです(面白いですよね、会ったこともないのに、なぜか奥さんのほうに親近感を持っている)
これまでオフ会にも一度も参加されていないので、私も面と向かっては初めて。
しかし、うちの奥さんと、なにげに共通する雰囲気お持ちでした。
SAでちらっとだけ、お会いしただけだったのでうが、お目にかかれてうれしかった(^-^)/
Mさん、またの機会に。
この日の目的の一つは、由比ヶ浜に上がってくる桜えびを頂くことでした。
お店は「くらさわや」さん。
今回、季節ものですし、絶対にこのお店で頂こうとプランを練っておりました。
とても気さくなご主人が、作ってくださる「桜えびづくし」の和コース。
私たちが一度も桜えびを食べたことがないというと、なんとまだ生きているのを少しお出ししてくれました(感謝)。
小さくて、美しくて。
そして、おいしい。
コースはもっとたくさんの量があるのですが、主だったものの写真です。
なんと、桜えびのお造り。
醤油もなくても、ほのかな甘みがあります。
お造り三種。
いずれも活きのいいお刺身でした
なんといっても、これです。
かき揚げ!
奥さんはかき揚げが大好物で、これが食べさせたかった。
桜えびのかき揚げは、絶品でした。
もう塩だけで十分というか、塩もいらないというか、口の中でサクサク崩れていく感触と桜えびの風味がたまりません。
そして釜飯ですね。
これも、いい。
すべてが薄味で、だからこそ桜えびの味を堪能できるコースでした。
素晴らしい夕食を頂き、その日は富士市で宿泊。
続く。