ようやく、12星座の記事を終えました。
今年の特徴は、全体に非常に活動的であるということです。
これは12星座すべての解読を行いながら感じていたことです。
今年は元旦の新月図でカーディナル・サインでグランド・クロスができていたのですが、これがある意味、象徴しているような気もします。
カーディナル・クロスができるとか言って騒がれたときも、しばらく前にありました。
このときもなにか破局的なことが起きるのでは? というようなことが騒がれたのですが、もちろんそんなことはありませんでした。
今回のクロスは、ちょっとかなり尖った印象を受けていたのですが、火災や事故、それに子供の行方不明事件など、新月図に内包された非常に多くの事件が起きてしまいました。
今年、カーディナル・サインが賑やかなのは全般的傾向として当然ある。
これはいずれ木星が蟹座を出る時が来たとしても、ある程度の影響を残すと思われます。
カーディナル・サインは創造活動を引き起こすサインで、個々に起爆剤となる星々が点在しているのですから、個人の運勢もそれを受けて賑やかになるのも、これは全体的な傾向といえます。
創造活動というのは、従来のものをさらに増産することもありますが、本質的には新しいものが創造される傾向が強いはずで、そうなると従来のものとの間には、摩擦や淘汰といった動きが生じてきます。
今年はとくに、このようなカーディナルの奔馬が特徴として見られるのだな、と感じています。
跳ね馬ですね。フェラーリみたいな。
今年のタロットは、ほぼすべての星座に近い状態なのですが、どこもかしこも大きな動きが示されていました。
平穏無事を良しとし、何事もないのが幸せ。
という考え方は、特に日本人には根強いものがあるのですが、こんな創造の跳ね馬の年もないと、新しい物は何も生み出されない、だらーっとした発酵食品みたいな社会になってしまいます。
今年、私は個人的にはこの跳ね馬に乗ろうと思っています。
奢らず。
騒がず。
暴れん坊将軍みたいに颯爽とは乗れないかもしれないけど(笑)。
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