おそらく、これが最終稿になる?か、もう限りなく近いもの。
本番まで、あと三か月を切っているのですから、当然。
この五稿は、長い上演時間を短縮させるための作業でしたが、ぎりぎりとは言いませんが、これまでのシナリオを目に見えて短縮させることはできました。
ぎりぎりではないのは、じつは本当に短縮させるのなら、もう一つ打つ手はあるのですが、それをやってしまうとどうかな……という部分が残るため、作者としてはそこには手を付けず稿を上げたのです。
バランスの問題なんですが、そこまでやるとバランスが崩れる可能性が……
印刷した台本を、事務局のKさんにお渡しし、ちょっと買い物があったので街を車で走っていました。
出かける時から小雨が降り続けていたのですが
日差しが。
あれ、これ、虹が出そう。
と思ったら、発見しました。
近くの駐車場に車を止め、撮影を始めたのですが、

写真を撮っている間にも、光はどんどん強くなり

はっきりと虹の両端が。
いや、それどころか

おお~~!
久々に見ました。
はっきりとアーチを描く虹を。
我が家は山間にあるので、自宅にいると、虹ってなかなか見えないんですよね。
写真はやはり美しさが伝わらないと思いますが、かなり色が鮮明に出ていました。
できるかぎりのことはやった。
このタイミングで、よくぞ……
しばらく、ずっと仰いでいました。
ひと仕事を終えられた。
そんな実感がわきあがってきました。