不満に思う前に、感謝 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

先日購入したスイフトなのですが、非常に快調に走り回っております。
(中古車ですし、購入した直後にエネチャージ搭載の新型が出たのですが)

このところ先端的な車にあまり乗ったことがなかったのですが、昨年、娘が自分でハイブリッド・カーを購入したりしたこともあり、痛感。

今どきの車って、よくできてるなあ~~~。

もうずっと前の話ですが、カローラワゴンを購入したときに、集中ドアロック機能に感激していました(笑われるかもしれませんが)。

それが今の車は、スマートキイ。
もはやドアの鍵穴に突っ込む必要もないし、リモコン操作さえ不要。

乗れば、スタートボタンで始動。
フルオートエアコンで、液晶画面には平均燃費なども逐一表示されるし、外気温も出ているし。
(このところの外気温に、げえっ……となります)

CDをかければ、ステレオは6つもスピーカーがあって、無茶苦茶、音がいいし。


こんな装備が、今は軽四でも当たり前で、勝手に危険回避ブレーキをかけてくれたりするようになってきた現代。

そのうち運転しなくても勝手に走ってくれるんじゃない?


PCは今、私の仕事には欠かせません。

文章を書くのもそうですが、占星術のホロスコープはインストールしたソフトが表示してくれますし。

思えば。

作家としてデヴューした当時、原稿は手書きでした。

出版社に投稿するとき、原稿は戻ってきませんから、原稿用紙にカーボン紙を挟んで、一枚書くごとに複写を取りながら書いたり。

ボールペンを使ってそんなことをするから、筆圧も強く、ペンだこなんか、すごかった。

デヴューしてから当時、巷に出始めた「ワープロ」を買ったのですが、これがどでかい奴で、値段は三十何万かした……。

今はテキスト・エディタの入ったPCが、そのなん分の一の値段で買える。


占星術のホロスコープなんか、天文暦の数字を読み取りながら、電卓で天体の進行度数を計算し、一人のホロスコープを出すのに30~40分くらいかかっていた。

今は生年月日を入力すれば、即座にPCの画面に表示。


我が家は山の中で、インターネットもなかなか不自由でした。

最初はダイヤルアップで、通信時間が異様にかかったし、その分だけ課金されていたので、ろくに使えなかった。

それがなんとか、データ通信機で、遅いけれど、とりあえずできるようになっている。


仕事のこともそう。

人間関係も同じかも。


「せめてこれくらいは、こうなってくれたらなあ」

と思うのですね、人間は。
いつも。

でも、それが実現されると、もう次のことを考えている。


人間の欲望というのは、果てがないなあ、と思います。

今、身のまわりにあるもの、いてくれる人間関係。

少しさかのぼって考えたら、今の状態は感謝以外の何物でもない。

あるのが普通じゃない。

つい、これがこうなったらと思う前に、ちょっとモノにも人にも感謝しなくちゃ。



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