父が他界して、一年が過ぎようとしています。
実は今朝がた、母と二人で墓掃除に行きました。
もう一周忌。
風も強く、今にも降りそうな空模様。
お墓の掃除を終えると、ちょうどぽつぽつと雨が降り始めました(今はかなり降っています)。
法事の用意であれこれと動き回っているのですが、はたと我に返ると、この一年。
長い一年だったな、という感慨があります。
そう。
ずいぶんと長い……というよりも、密度が濃いのです。
これまで様々な仕事に奔走してきた一年とは、明らかに異なっています。
いえば、これまでは「あっ」という間に一年が過ぎていました。
無我夢中というのか、無意識に動いていたんでしょうね。
あ、もうGW? もうお盆? あ、年の瀬か~、みたいな感じで。
そこには生活のために、あらゆることをしてきた実情があるのですが、昨年、占星術のネット講座を始めて以来、時間の流れが変わりました。
同じことの繰り返しの毎日ではなくなった。
ぎっしりと中身が詰まっていて、その詰まった分だけ、同じ時間でも体験量は多い。
だから、きっと長く感じるのだろうか。
新しいことにチャレンジした一年で、その中で自分の成長もあったし、新しい発見もありました。
それに出会いが次々と。
講座の生徒さんたちとの出会いが非常に大きい。
けっこう、みなさん、いい生徒さんばかりで、私はこの生徒さんみんなに博愛的な感情を持っています。
占星術の学びのお手伝いをさせて頂くことで、皆さんのお役にも立ちたい。
でも、自分も逆に学んでいたりします。
講座以外にも不思議なご縁でつながってきた人がいくらかいて、どうもこの先の展開に影響を与えそうです。
人間関係はガラッと変わってしまった一年でした。
離れた人。私のほうから離れた人たち。
逆に引き寄せられた人たち。
そして変わらぬもの、変わらぬ人たち。
なんだろう。
ちょうど父の他界の後、急にいろんなことが変化したように思えます(ネット講座をすることを決めたのは、他界する直前でした)。
ちょうどそんな節目の時期だったのでしょう。
自分を取り巻くすべて、その空気が、なんだか変わった気がします。
その空気は、風となって私を先へ先へと進ませ、やがて飛ばせてくれそうな予感が……
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