この一年で変わったこと |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

父が他界して、一年が過ぎようとしています。

実は今朝がた、母と二人で墓掃除に行きました。

もう一周忌。


風も強く、今にも降りそうな空模様。

お墓の掃除を終えると、ちょうどぽつぽつと雨が降り始めました(今はかなり降っています)。


法事の用意であれこれと動き回っているのですが、はたと我に返ると、この一年。

長い一年だったな、という感慨があります。


そう。
ずいぶんと長い……というよりも、密度が濃いのです。

これまで様々な仕事に奔走してきた一年とは、明らかに異なっています。

いえば、これまでは「あっ」という間に一年が過ぎていました。

無我夢中というのか、無意識に動いていたんでしょうね。

あ、もうGW? もうお盆? あ、年の瀬か~、みたいな感じで。

そこには生活のために、あらゆることをしてきた実情があるのですが、昨年、占星術のネット講座を始めて以来、時間の流れが変わりました。

同じことの繰り返しの毎日ではなくなった。

ぎっしりと中身が詰まっていて、その詰まった分だけ、同じ時間でも体験量は多い。

だから、きっと長く感じるのだろうか。

新しいことにチャレンジした一年で、その中で自分の成長もあったし、新しい発見もありました。

それに出会いが次々と。


講座の生徒さんたちとの出会いが非常に大きい。

けっこう、みなさん、いい生徒さんばかりで、私はこの生徒さんみんなに博愛的な感情を持っています。

占星術の学びのお手伝いをさせて頂くことで、皆さんのお役にも立ちたい。

でも、自分も逆に学んでいたりします。

講座以外にも不思議なご縁でつながってきた人がいくらかいて、どうもこの先の展開に影響を与えそうです。

人間関係はガラッと変わってしまった一年でした。

離れた人。私のほうから離れた人たち。

逆に引き寄せられた人たち。

そして変わらぬもの、変わらぬ人たち。

なんだろう。

ちょうど父の他界の後、急にいろんなことが変化したように思えます(ネット講座をすることを決めたのは、他界する直前でした)。

ちょうどそんな節目の時期だったのでしょう。


自分を取り巻くすべて、その空気が、なんだか変わった気がします。

その空気は、風となって私を先へ先へと進ませ、やがて飛ばせてくれそうな予感が……




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