自分の脚で |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今日が結婚記念日で、明日は50才になるzephyrです。

結婚したのが、1988年だから、ちょうど24年。

おや、ということは来年は銀婚式か?
(当然)

月日のたつのは早いものですね。



苦労をかけ続けてきた奥さんにも、ようやくここへ来て、少しは楽をさせてやれるというのか、まだまだ楽ではないけれど、喜び事のほうを感じさせてやれる状況になって気がします。

私の過去には、けっこう辛いことや理不尽なことも多かった。

けれど、不幸とは思わない。

つい昨日のことですが、ある若い女性の鑑定をしました。

ここ1~2年はすっごいハードアスペクト。

それを見て、私は仕事上、良い運勢ではない、と短絡的に言ってしまったのですが、彼女は「ええ? そうでもなかったけどな。っていうか、仕事はよかった」と。

よくよく伺うと、ここのところ仕事上、本当に頑張ってきた。

詳しいことはお話しできませんが、そりゃあ、普通の勤め人の何倍もの努力をしていたようです。

人間関係などにもいろいろと問題が発生したことは事実で(やはりハードアスペクト)、だけどハードアスペクトに見合うだけの、ものすごいエネルギー集中をしていたようです。

結果、この年で、そんな仕事をバリバリやってるんだ! というような状態に。

ハードアスペクトだから、運勢が悪いというのは、本当に単純なものの見方で、実際にはそれ相応の対価を払えば、普通では成し遂げられないような成果を上げることもできる。

彼女はそんな良い見本を示してくれたようです。

そうやって頑張ってきたからこそ、今、「よかった」と言えている。

これが起きたトラブルなどに目を奪われてしまう人間だと、「まさに良くない運勢だった」ということになるのですが、彼女はそういう考え方をしていなかった。


彼女とお会いするのは二年ぶりくらいだったのですが、当時はまだティーンエイジャーだったのですよ。

それが今は、一人で一つの組織を切り盛りしている。

すごい女性だな、と。


そう思いながら、そういえば、自分自身も、ここ数年間のハードアスペクトを克服してきたな、それに見合うだけの努力で、ということに気づきました。

ハードだから落ちてしまうわけではない。

ハードでないと登れない山もある。

ソフトアスペクトは、たしかに楽。
エスカレーターに乗っているようなもの。

でも、それに頼ってしまうと強さは身に付かないし、自分の脚で登ることにはならない。

これからも自分の脚で、どんな悪路も踏破してゆきたい。

……って、最近、年齢のせいか、これまでの酷使し過ぎか、左の膝が痛いんです~
あせる