結婚したのが、1988年だから、ちょうど24年。
おや、ということは来年は銀婚式か?
(当然)
月日のたつのは早いものですね。
苦労をかけ続けてきた奥さんにも、ようやくここへ来て、少しは楽をさせてやれるというのか、まだまだ楽ではないけれど、喜び事のほうを感じさせてやれる状況になって気がします。
私の過去には、けっこう辛いことや理不尽なことも多かった。
けれど、不幸とは思わない。
つい昨日のことですが、ある若い女性の鑑定をしました。
ここ1~2年はすっごいハードアスペクト。
それを見て、私は仕事上、良い運勢ではない、と短絡的に言ってしまったのですが、彼女は「ええ? そうでもなかったけどな。っていうか、仕事はよかった」と。
よくよく伺うと、ここのところ仕事上、本当に頑張ってきた。
詳しいことはお話しできませんが、そりゃあ、普通の勤め人の何倍もの努力をしていたようです。
人間関係などにもいろいろと問題が発生したことは事実で(やはりハードアスペクト)、だけどハードアスペクトに見合うだけの、ものすごいエネルギー集中をしていたようです。
結果、この年で、そんな仕事をバリバリやってるんだ! というような状態に。
ハードアスペクトだから、運勢が悪いというのは、本当に単純なものの見方で、実際にはそれ相応の対価を払えば、普通では成し遂げられないような成果を上げることもできる。
彼女はそんな良い見本を示してくれたようです。
そうやって頑張ってきたからこそ、今、「よかった」と言えている。
これが起きたトラブルなどに目を奪われてしまう人間だと、「まさに良くない運勢だった」ということになるのですが、彼女はそういう考え方をしていなかった。
彼女とお会いするのは二年ぶりくらいだったのですが、当時はまだティーンエイジャーだったのですよ。
それが今は、一人で一つの組織を切り盛りしている。
すごい女性だな、と。
そう思いながら、そういえば、自分自身も、ここ数年間のハードアスペクトを克服してきたな、それに見合うだけの努力で、ということに気づきました。
ハードだから落ちてしまうわけではない。
ハードでないと登れない山もある。
ソフトアスペクトは、たしかに楽。
エスカレーターに乗っているようなもの。
でも、それに頼ってしまうと強さは身に付かないし、自分の脚で登ることにはならない。
これからも自分の脚で、どんな悪路も踏破してゆきたい。
……って、最近、年齢のせいか、これまでの酷使し過ぎか、左の膝が痛いんです~
