多少、勇気を持って告白すれば、私も間違うことはあります。
今年、自分で分かっているもので、一つ、完全な解読ミスをしたケースがあります。
占星術、タロット。
これらのツールを使ったら、かならず「正解」が出るわけではありません。
基本的に相談者の方の希望に応えたい、という思いで鑑定は行うものなので、相談者の方があることを非常に強く思いこんでおられたら、どうしても解釈がそちらに傾くこともあります。
ホロスコープで読んでも、「これが絶対にダメだろう」とか「これはうまく行く」と確信できるケースは、じつはあります。
しかし、複数の情報が混ざっていたりすると、判断に困るケースも多いです。
たとえば一人の異性とうまく行くかどうか。
ハードアスペクトとソフトアスペクトが混在していたり(非常におおざっぱな表現ですが、これは)。
ハードアスペクトでも、それに見合うだけの何かを別に支払ってしまえば、結果、その相手とうまく行く場合もあります。
またそのハードアスペクトの解釈次第では、相談者の希望に添う結果を導き出す原動力になる、と解釈できる場合もあります。
このようなケースではタロットを併用することで、だいたい解決できるのですが。
やはり私も人間です。
間違うことはあります。
過去に遡れば、だいたいタロットは正しい結論を出してくれています。
要は、読み方の問題ということです。
今年の間違った判断でも、もっとも最初に引いたカードでさえ、やはり解釈を間違っていたものがあります。
ただその間違いでさえ、もしかしたら必要な間違いで、だから判断を誤るようなカード展開になった可能性はあるのですが、しかし、私個人としてはこのようなことが起きるのは、忸怩たるものがありますし、できるだけなくしていきたいものです。
やはり、100%などはない。
これはどんな鑑定士でもそうだろうと思います。
ホロスコープが示すもの。
それはデータさえ正しければ、ある意味で不動です。
誰が見ても同じホロスコープのはず(アスペクトの取り方など多少は違っても)。
それを読む人。
その知識。
技量。
タロットが示すもの。
それを引く力。
読む力。
これをどこまで安定させ、信頼度を高めていくか。
誰もが持っている課題のはずです。
まだまだです。
精進のみ!