一昨日の火曜日の夜。
児島の某所で会合がありました。
じつはすでに正式な依頼は受けていたのですが、再来年の春、2014年ですね、もう一度地元の児島で創作ミュージカルを上演することが決まり、その脚本を私が書くことになりました。
またやることになりそうだ、というお話は、それ以前から耳にはしていたのですが、正式な依頼はちょうど4月に出雲に行った後でありました。
不思議なものです。
2011年の春にやったミュージカルも正式な依頼があったのが、2009年の12月に出雲に行った当日だったのです。
そのときのミュージカルは時間もなく、すべてが強行軍でした。
しかし、今回はかなり余裕がある。
とはいえ、再来年の春に上演するということは、遅くとも来年の春にはシナリオや音楽があらかた出来上がっている必要があります。
そこから1年かけての練習を行うのが理想です。
とすれば、もう今から書かないと!
というわけで、演出のM先生、音楽のK先生、S先生、衣装のKさんやら事務局の方まで交えて、「どんな話を作るのか」という話し合いを一度持っておく必要がありました。
で、その話をしようと5月から調整していたのですが、台風で延期したり、私の父が他界したり、そんなこんなで一昨日になったわけです。
前回のミュージカルは、地元の児島でやる児島色の強いものでした。
話の内容は、児島の伝説、地域性や歴史、産業、人間性などを、物語のテーマと絡めて作り出したもので、
正直…
「あれくらい児島をうまく使ったミュージカルはもう書けない」
書いても二番煎じ、かなりトーンダウンすることは目に見えていましたし、それに今後も児島でこのような文化発信を行うなら、ここで一度「児島」という枠を外しておいたほうが、先々は絶対に広がりがあるはず。
児島でするから児島の話、では先細りになります。
ということを、会合の最初から述べさせていただき、皆さんに承認を得ました。
「それで、それなら、zephyrくん、そういう何かお話のアイディアはあるのかね」
と、事務局のKさん。
はい。あります。
私はすでに用意してきていた資料、原案書を皆さんにお配りしました。
「まさか、こんな話を考えておったとは……」
事務局のKさんが唸りました。
皆さん、満場一致で原案を承認頂きました。
話の内容については、まだ極秘。
ミュージカルの進行状況に合わせ、じょじょにお知らせできるでしょう。