「だ、だいじょうぶかな……」
そーっと扉を開け、足を踏み出してゆく。
すると!
ずどどどど。
「やべ! 気づかれた!」
そうなのです。
最近、zephyrは動向を見張られているのです。
だれにって。
こいつです。
最近、リブラが異常に私になつきます。
もともと私は「猫使い」と異名を我が家の中だけで取っている有名人でして(意味不明)。
リブラも気の強い猫で、ホントに撫でられるのを嫌がったり、今でも抱かれるのが大嫌いです。
私も嫌がることはあえてしないのですが、なんというのか……
その猫が嫌がるときとそうでないときって、なんとなくわかるんですよね。
だから撫でるときとか、首下を掻いてやるときとか、リブラが好むところやタイミングを知っていて、しかも、なんといっても私はよくネコジャラシなんかで遊んでやります。
そのせいなのかどうか。
在宅中。
二階の仕事部屋で、まあ、書き物をしたりメール鑑定をしたりしていて
「あ、コーヒーがなくなった。作りに行こう」
てな感じで、普通に席を立ち、ばたんと扉を開けると、そのとたん!
トタトタトタ
とリブラが階段を駆け上がってくるようになってしまった。
こんな感じ。
↓
そしてこんな感じで、私が階段を下りようとすると、足下にまとわりついてくる。
↓
遊んでほしいのか、甘噛みしてきますし、とにかくめちゃくちゃ求愛的なアプローチを仕掛けてきます。
遊んでやればいいのですが、私もそんなにヒマじゃないし、仕事に出かける直前にはそんなことしていられません。
部屋を出るたびに、ストーカー的なアプローチを受けるので、最近は自宅なのに扉の開け閉めや足音まで気を遣う始末。
それでも気づいてやってくる。
すげーな、ホント。
さすが猫というか、動物。
鈍感な人間とはわけが違います。
なつかれるのはうれしいし、可愛いのですが……
やっぱ、自宅ではのびのびと行動したいです。