トルコ東部大地震について |  ZEPHYR

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読まれる方へ。

占星術による世相や出来事の解読や予測には、何ら科学的根拠がありません。
世の中に対する一つの見方、そのツールの一つに過ぎません。
それをご理解頂いた上で、むやみに盲信せず、理性的な判断をお願い申し上げます。


皆さん、すでにニュースなどでご存じかと思いますが、トルコ東部で大きな被害地震が発生しました。

M7.2、死傷者は1000人を超えると報道されています。

痛ましい地震です。

中東の中でもとくに親日といわれるトルコ。



10月23日、現地時間では午後1時41分(日本時間午後7時41分)。

この日は、私が10月中でももっとも注目していた日でした。

べつに後付で申し上げているわけではなく、<10月の予測>を参照して頂ければお分かりいただけると思います。

今月で気になっていたポイントは、その記事の中の

④ 12~15日(13、14日が強い)
⑨ 22~30日(23日前後が強い)


の二カ所で、このうち⑨のアスペクトが、もっとも顕著なものだったのです。

この予測通り、14日はパプア・ニューギニアでM6.7があり、23日前後の22日にはケルマデク諸島でM7.4(日本時間でいつも予測は出しています)、⑨のアスペクトがもっとも誤差が少なくなる23日の昨日、トルコの地震という形を取ってしまったようです。


地震発生時のホロスコープを作成すると、よりいっそうそのことは見えてきます。

ここのところ、ジュノーとパラスがスクエアを形成していましたが、その誤差が最も少なくなるのが23日で、しかもこのジュノーと太陽が合になっています。

こういった関係ができれば、即、地震が起きるわけではありません。

これにはもう少し複雑な背景があります。

が、発生時のチャートは何が主因なのかということは明瞭にしてくれます。

チャートの中には災害時によく見られるヨッドこそありませんが、セミ・ヨッドは確認できます(ヨッドと同じものと考えて良い)。

これらを刺激する配置になったときに、今回の大きな災害になったものと考えられます。

もちろん10月の予測は、こういったことも事前観測した上で書いたものなのですが、やはり課題は地域の特定でしょう。

この点についても、最近になっていくらか手がかりになる情報を得ています。

今後も研究は続けたいと思います。

が、なによりも今は被災地の救援が迅速に行われることを願います。

また亡くなられた方のご冥福もお祈り申し上げたいと思います。