今年から来年、火星の年になる |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
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占星術による世相や出来事の解読や予測には、何ら科学的根拠がありません。
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それをご理解頂いた上で、むやみに盲信せず、理性的な判断をお願い申し上げます。



14日、パプア・ニューギニアでM6.5の地震。

<10月の予測>の中の、④と⑤のアスペクトが複合した結果だろうと思っています。
10月の事前観測は、これまでのところかなり正確です。

余震活動も10日より後、事前観測に沿って発生件数や震度など、かなり沈静化されているのがデータで分かります。
このまま収まってくれれば良いのですが。

しかし、⑫のものはちょっと懸念されます。



アメリカに端を発した「格差デモ」。

ヨーロッパにも飛び火して、大きな争乱になっているようです。

デモの勢いは留まるところを知らない。

火星のハードアスペクトは、8日~12日が強く、20日あたりで一つのめどがつくと考えているのですが、少し読みが浅かったかもしれません。

実は非常に長い目で見たとき、火星は来年の方が非常に強い影響力を有していて、今起きていることはただの前哨戦に過ぎない可能性があります。

実際、今年の年末から春にかけて、かなり悪さをしそうな配置も読み取れます。

火星の先導する暴力的な雰囲気、空気に呑み込まれないように注意しましょう。


今年、ヨーロッパが非常に厳しい運気であることは年始めの予測で書きましたが、今欧州がギリシアを中心とする経済的な危機に脅かされています。

来年の解読はまだ手をつけていないのですが、今ざっと見ても来年のヨーロッパは今年以上に大変なことになりそうです。

またこれはヨーロッパだけに留まらない話で、全体的世界的な傾向として、暴力や犯罪、戦乱、テロ、火災、爆発、鉄道、銃器、火山の噴火といったものが、これまで以上に色濃く出てくる。

おそらく今年後半から来年、火星が歴史に刻みつけるものがあると思われます。

この影響を受ける人も数多くいると思いますが、火星本来の積極的な力を、たとえば個人の技能の向上や、仕事上のエネルギー集中に振り向けることも可能なはずです。

日本はこの火星の力を、再建のために使える数少ない国になりそうです。