娘2が出産 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
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 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今日の記事は非常に微妙で、重いものです。




先日、「血のつながらない娘」が出産を迎えました。
(娘2と表記します。私にとっては本当に気分的には娘であり、彼女も私を「父ちゃん」と呼びます)

彼女にとっては第二子。

様々な身体的コンディションもあって、帝王切開での出産となりました。

しかし……

日付を聞いて、私は「うーむ」と唸ってしまいました。


とにかく今は、天王星・冥王星のハードアスペクトが強力な時期。

よりによって、それを太陽が刺激する時期に出産とは。

とりあえず、その日の午後に出産するようにアドバイス。

いや、私が心配しているのは、そのお産が失敗するとか、そういう問題ではなく、生まれてくる子のホロスコープの方なのです。


私は帝王切開がどの程度時間がかかるのか知りませんが、もしその日の午前中に手術が行われたら、常識的に考えてその子はおそらく1、4、10という非常に重要なハウスに、上記のハードアスペクトを持つようになり、いえば、娘2の作っている家庭にも大きな影響を及ぼしそうです。

天王星・冥王星ラインが4ハウスに関わり、それが太陽にも関与しているとなれば、この子の家庭環境は相当ハードなものになりそうです。

これは鶏が先か卵が先かというような話に近いのですが、「壊れる家庭=離婚する夫婦」のところに生まれる子供だから、家庭運が非常にきつい状態になっているのか、それとも家庭運のハードな子供が生まれることによって、その家庭に厳しい状況が生まれるのか。
(逆に子供が夫婦を結びつけるケースもあるでしょう)

正直なところ、私にも正確な判断はできません。

しかし、運気は双方の影響がかならず成り立っていますから、生まれてきた子供のホロスコープ傾向は、やはり親の状況にも何らかの影響力があるだろうと思っています。

これは夫婦にも同様に言えます。

Aという女性を選ぶのと、Bという女性を選ぶのとでは、その男性の人生は当然変わってきます。こんなのは当たり前。

運気上も、その当たり前は存在していると考えています。

伴侶の選択で運勢が変わるのなら、ある子供の登場で親の人生も変わると考えていいでしょう。

完全な結論ではありませんが、現段階ではそのように理解しています。


ならば、生まれてくる子供にあえて危険なホロスコープを持たせる必要はない。

だから、私はその出生時間への、ある種の関与を行ってしまいました。

これがいいことなのか悪いことなのか、私にも判断はできません。

ある意味、遺伝子操作とか、出産前に遺伝子検査を行うことなどにも通じる「生命の尊厳」に関わる問題です。

生まれてくるものは自然のままに。

それでいいという考えもありだと思いますし、個人的には私もこの考えに近いです。

自然分娩であれば、黙ってみていたでしょう。


ちょっと悩みました。

でも、やはり娘2には幸せでいてほしい。

見えているのに、何も警告しないというのは、私には選択できませんでした。


それに、最終的に決断した重要な要因は、やはり生まれ変わりの研究です。

この研究報告では、子供は100%、親を選んでいる。

親の性格とか経済状態とか、将来もある程度分かって、そこに生まれてきている。

娘2が私とコネクションを持っていることは、その生まれてくる子は分かっているはずなのです。

こういう人間が比較的近くにいれば、当然、そこに出生時間への関与を行ってくる可能性があることも、実はその子は分かっている。

了解している範疇での修正、のはずなのです。

あるいは私が何も言わなくても、その子は午後に生まれる予定だったのかもしれません。

私は何もしていないのかも。

だから、ここに書いていることは無意味かも。


娘2は一度、結婚に失敗していますし、今度こそは幸せになってほしい。

今の配偶者との最初の子。

この子が一つの絆となって、生涯続く関係を得てほしい。


そう願いながら。

「おめでとう、娘2」